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「超絶蚤の市」 追記

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前回のトピックで、蚤の市で購入した商品についてもっとよく見たいという読者の方の心の声が聞こえてきましたので(笑)、そういった方のご要望にお答えして今回個別に載させて頂きます。 ローズレリーフグラスボウル、これはよくよく考えたら自分が以前にやっていた会社で販売したことが有りました。 結構な人気で良く売れた商品でした。 ですからこれはアンティークという訳ではないですね。 昔のシール、これを皮トランクに貼るとこうなりました。 陶器の箸置き、手描きの手造り品ですので少しイビツなかたちが風情があります。 ドイツ製ビアグラスと蓋付きビアジョッキー。 これで飲むと、気のせいかビールが格段に美味しくなりますね。 額も飾るとなかなかよい感じで、家の雰囲気にピッタリです。 近々フレームも手作りで作製しようと思っております。 曲げわっぱの漆塗り茶器入れ、お菓子とかを入れても良いですね。 前回は骨董の仕入れ値段が上がってしまったことについて触れましたが、自分が思うに為替が円安になってよかったことが一つだけあります。 それは何かと申しますと、お金の為だけに日本に働きに来ている人達が恐らくこれから減っていくだろうということです。 彼等は、当然ですが円建てで賃金を貰っていますので、円が安くなってしまうと非常に困るわけです。 これを簡単に説明しますと、例えば1ドルが100円の場合と150円の場合では、同じ給料を貰っていても母国へ送金すると3割以上給料が目減りしてしまう事になります。 ですからお金に執着しているような人達は、もしもこのまま円安が続けばもっと効率の良い日本以外の国へ出稼ぎに行くことになるでしょう。 昨今の日本では、外国人の空き巣や窃盗等の犯罪率の増加が問題となっておりまして、やはりそういった事に手を染めるのはお金の亡者の様な価値観の人達なのです。 もしも日本に来た海外の人が、日本の文化に興味があったり日本に対して敬意の気持ちを持ってくれているような人であれば、例え仕事の為に日本に来ていたとしても自分は大歓迎しますよ。 そういった彼等の多くがいつかはお国へ帰る日が来るでしょう

リバーポートパーク美濃加茂 「超絶蚤の市」

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昨日から今日にかけて、移住先の家の廃材の薪割りと片付け、それから畑の整地と草刈りをしてちょうど一段落しましたので、本日は念願の岐阜県美濃加茂市リバーポートパークで開催されていた「超絶蚤の市」に行ってきました。 今回はゴールデンウイークだったのでたまたま土曜日開催でしたが、基本は第一日曜日開催で寒い時期の冬場には開催を見送っている様です。 実は昨年の今頃もここへは一度お邪魔しており、今回はある物を探すために二度目の参加となった訳ですが、昨年と比べるとビックリする程出店者の数が増えており、あるお店の人にその理由を訊いてみたところ、テレビで紹介されてから出店者数と来場者が急に増えたのだという事を話してみえました。 今回は90店舗余りの出店で数店のフード関連、そしてパークのすぐお隣にはとてもオシャレなテラスがあるピザの有名店もあり、昼食や飲み物等の心配は全くありませんが、ゴールデンウイークの最中だったせいか駐車場が満杯で少し待たないといけない様な状態でした。 出店者は9割強プロと思しきお店でしたけれども、根気よく見廻ってお宝探しをしたところ、結構掘り出し物も何点か見つけることが出来ました(二時間以上掛かりましたが目的の品物もお値打ちに見つかりました)。 自分は見映っ張りな性格なのか、値切るということがどちらかといえば嫌いなのですが、こういったバザールの醍醐味は何点か買ったら値引き交渉をするというのも楽しみの一つでして、彼方此方で値段交渉の駆け引きをしている人達が居りました。 しかしお店の人にも仕入れ値や生活がある訳ですから、店主が困る様なあまりにもしつこい値切りは端で見ていて決して気持ちの良いものではありませんし、ここは日本なのでボッタクリのプライスタグはつけていませんので、程々でスマートに買い物を楽しみましょう。 さて、今回の戦利品をご紹介します。 真ん中から時計周りに、昔のシール二枚(皮のトランクに貼ろうと思って)、文字の並びからして戦後直ぐのものだと思われます。 手作りの箸置き五個セット(刻印入り)、ドイツ製ビアマグとドイツ製蓋付きビアジョッキー(今回のお目当て品です)、薔薇のグラスボウル、植物画の油絵、木製漆塗りの茶器入れ、籐巻きの傘(新品)の九点で、果たして合計幾らだったでしょうか? 答えは最後に👇 リバーポートパークは木曽川沿いの美濃加

日本に沼った(嵌った)イタリア人女子

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皆さん、イタリア人ユーチューバーのテッサ リッゾーリ(通称テシ 輝織)さんという方をご存知でしょうか? 彼女は高校時代に、他の言語には決して訳せない言葉が多い日本語というものの独特な文化、彼等の世界観に魅了され、それがきっかけとなって2016年にイギリスのケンブリッジ大学日本学科に入学を果たします。 その後も上智大学へ一年間留学をし、滞在中に日本文化や海外の現状を配信する「ねばねばチャンネル」を開設し、現在では「サムライフラッグチャンネル」「日本に沼ったテシチャンネル」といったユーチューブチャンネルを配信しながら、外務省が2023年に発行を始めた未来創造人材ビザで日本で暮らしてみえます。 彼女が凄いのは、中学生の時から自力でドイツ、チリ、イギリスに短期留学を続けてドイツ語、スペイン語、英語を身につけ、パンデミックの時にはポルトガルにも滞在していましたから、若干27歳にして母語であるイタリア語以外に5つの言語を操るというとてつもない才女なのです。 まあイタリア語にとっては、スペイン語やポルトガル語は言語学的にいえば親戚関係みたいなものですから、これらの言語はイタリア人には比較的習得しやすい言語なのですけれども、こと日本語ということになると一筋縄ではいきません。 世界のメージャーな言語では、難しいと言われている主な言語にはポーランド語、アラビア語、ロシア語、中国語等が挙げられますが、米軍の資料によるとアメリカ人である英語話者にとって一番難しい言語は日本語であると言われています。 ヨーロッパ系の言語話者には、日本語というものは本当に絶望的になるほど難解な言語なのです。 日本語というものは簡単な会話や文法は然程難しくはありませんが、何と言っても漢字の音読み、訓読み、そしてひらがなと組み合わさると読み方や意味が複雑怪奇に変わってしまうこと、そして膨大な一人称の多さ、日本文化に根差した尊敬語や、謙譲語、丁寧語、果ては言葉の間の空気を読むという話になりますと、感情表現がストレートな彼等にとっては(自分もどちらかといえばそちら側)サッパリ意味がわからないということになってしまいます。 そもそも日本人の脳には特殊な働きがあり、虫の音が心の琴線に響く音色として感じ取ることが出来る唯一の民族(確かポリネシアンもそうらしい)だと言う事で、語感で雰囲気を伝えるオノマトペ(擬音語や擬態語)の多

佐久良太(さくらだ)神社 春の例大祭

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こちらは尾張の平野部より気候が少し寒いせいか桜が未だに咲いていますが、およそ二週間遅れといった感じでしょうか。 満開の桜を二度も観られて、日本人として生まれて本当に嬉しい限りですね。 佐久良太神社、正面鳥居にて。