投稿

6月, 2023の投稿を表示しています

ジャパンブランド調査 海外から見た日本 その五 中国 日本の偉大なる存在

十六位 中国 70.5% 日本にとって一番因縁があるのは、実際のところ皆さんの好むと好まざるとに関わらずお隣の朝鮮半島だと思うのですが、文化的な影響を一番受けているのはやはり中国でしょう。 中国という国は、黄河文明というものが一般的には認識されてはいますが、実はその前には長江文明が古代中国の歴史にあり、現在に至るまで漢民族と北方異民族の支配を彼の地で何度も繰り返し争ってきたという歴史があります。 彼の国と日本との繋がりにおいては、特筆すべき点は遣隋使を五回、遣唐使を十数回(一説では二十回以上)行なっており、日本から多くの僧や学生達を当時の世界の大国であった唐の長安の都に送り込み、それは唐の文化や仏教を日本に伝えるという大きな役割を果たしました。 これらの交流のなかで一番に特筆しなければならないことは、弘法大師空海の存在です。 彼が渡航のチャンスを得たのは空海31歳のときであり、遣唐使のひとりとして念願だった唐に彼は渡ることとなリました。   彼は、密教の理解に必要なサンスクリット語(梵語)を現地で習得しながら、密教の勉強にひたすら励み続けた後、わずか半年後には、真言密教を正式に受け継いだ僧の恵果(けいか)という唐の国師に会いに行く機会を得ることとなります。 恵果はおそらく霊的な素養があったのでしょう、空海のことを一目見るなり彼の素養を見抜き、自身の弟子にし密教のすべてを空海に伝授したのです。 空海はその後、真言密教の真髄を携えて日本に帰ると、国内での仏教の布教活動に力を注ぎました。 そしてまた、彼が残した文化活動や幾多の功績は数知れず有り、高野山に真言密教の総本山である金剛峯寺を創建したことでも知られています。 自分も数年前に高野山にお邪魔致したことがありますけれども、高野山というところはお山全体が非常に神秘的で一つの霊場のようになっているのですよね。 あまり世間では知られておりませんけれども、空海という人は日本に於いて唯一無二と言っても差し支えない程の霊的な巨人であり、とてつもない霊能者でもあったのです。 彼は日本の彼方此方を訪れながらその土地の神と対話をしたり、霊を諌めたり結界を張ったりということをしておりました。 空海はまた高野山を開くときには周りの神々にご挨拶をし、見守って頂けるようにお願いをしていたのです。 日本という国は古来から自然霊という形での神的な存

SNS  魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跋扈(ばっこ)する世界

もう十年以上前のことになりますか、FaceBookをやっていた時期があったものの、ある事情があって全くやらなくなってしまいました。 それが最近またやってみようと急に思い立ち、一ヶ月位前に写真とプロフィールを整えて再登録しました。 そうしたらすぐに友達申請がやたら毎日来るようになりまして、最初はまったく訳が分からずに『友だちになる』をクリックしていたのです。 それと同時にメッセージなるものが急に来出して、見方も分からずにそのまま放置していたものの、今勤めている福祉法人の同僚で少し操作に詳しい人がちょうど居ましたので、彼に聞いてメッセージを読めるアプリをダウンロードして読み込んで見ました。 そして、見てみたそのメッセージの中身たるや、極めて怪しさ満開のものが結構あり、そういった人達の半分以上はまず日本語自体がどう考えても明らかにおかしくて(まるで翻訳機の文の様)、名前は日本人なのにあなたは絶対日本人じゃないだろうと思わず突っ込みたくなるような内容でした。 それから変な日本語の人達に多く見られたのが、まるでAIで顔を作成しているのではないかと思われる不自然な写真や、やたらとセクシーさをアピールしているような写真を載せているというものでした。 そういった人達のなかにはLINEを繋いでほしいとしつこく迫ってきたり、モロにセ○○○しませんかと送ってくるとんでもない輩もいましたし、あと友達になって出会いを求めているからなのか、突然一方的に電話をしてくるような方も居たりしました。(勿論そんなものには出ませんが) しかし途中からこちらもだんだんわかってきましたので、やたらとセクシーな写真を載せていたり明らかに出会いを求めて来られた方は、速攻で削除させて貰い、友達申請についても基本データをしっかり確認し、どういった内容をフェイスブックに載せているかということをしっかりとチェックして、然る後に自分の意向に添うような方のみを申請受理するようになりました。 あとは1/4程の人が情報商材や投資系絡みで利用している方達、そして残りの人が趣味や一般的な投稿者といった割合の感じでした。 いろいろとメッセージが来た中でとんでもないものを挙げると、外国の方で「あなたの内容がCEOのザッカーバーグの目に止まり、賞金を受け取る権利ができましたがどうしますか?」というもので、御丁寧にも賞金を受け取って喜んでい

LGBT その後の衝撃の真実

黒人女優を起用した、ウォルトディズニーの実写版「リトルマーメイド」は、アメリカ本国では黒人層やマイノリティー、民主党系の人々やマスコミの後押しが有ったお陰で興行成績はそこそこ好調でした。 しかしながら海外ではあまりパッとせず、ヨーロッパのみならずお隣の中国や韓国では興収が惨憺たる結果となったのを受けて、CNNがブチ切れて両国を名指しで人種差別国家だと非難しまくる事態となりました(笑)。 このままでは相当な大赤字になってしまうのではないかという大方の予想のなか、最後の砦とも言える大きな市場の日本がいよいよ先日より劇場公開されました。 果たして日本がディズニーの救世主となるのかという衆目の集まるなか、初週は何とか興行成績がトップにはなったものの、ハッキリ言って大ヒット作とまでは言えない微妙な数字となりました。 確かにその後の興収の推移をみてもも3週連続で一位をキープしており、公開17日間で20億円、135万人の動員という数字は決して失敗という訳ではありませんが、一部のマスコミが提灯記事で、大ヒットを記録! といった話からは程遠い内容であると言わざるを得ません。 まあ、自分が前にブログに上げたインド映画の「RRR」のようなロングランヒットとなる事も絶対に無いとは言えませんので今のところは断言は出来ませんが、通常のパターンから言えば公開初週が売上トップで翌週からダラダラと落ちていき、適当な時期に配給打ち切りとなるパターンを辿る事でしょう。 今回、本来赤毛の白人である筈のアリエルの役を、わざわざ黒人女優に差し替えてLGBTをアピールした勢力の人達の目論見は、どうやら脆くも崩れ去り、大赤字という現実が彼等に突き付けられようとしています。 それを裏付ける様に、アリエルの役に黒人を起用する事を決定した担当役員が、その役職が無くなったということで退職せざるをえない状況に追い込まれているようで、これは実質的には責任を取るかたちで詰め腹を切らされてクビという事なのでしょう。 彼等が思い違いをしているというか、本当に馬鹿げているのは、何十年も前から世界中で親しまれてきた「人魚姫のアリエル」という大切なキャラクターのイメージを、彼等の都合で突然勝手に変えたところで、そんな物は受け入れられる筈など無いと言う分かりきったことなのです。 今回この日本でも、LGBT法案が六月十六日に国会で可決の運び

ある朝、フラワーパークの花達 花について想うこと

イメージ
ここフラワーパーク江南も木々や草花の緑が最近ますます深くなってきて、文字通り夏に向かって新緑の季節になりました。 ちょうど今は種々の花たちが競うように咲き乱れていて、深い緑に花の色がいっそう映え、一番美しい時期といえるのではないでしょうか? 木の名前は分かりませんが、とても良い香りの不思議な花がビッシリと咲いていました。 紫陽花の花、一番大きいものは30cm位あります。 身長より高い花、とても重そうなのにしっかりと立っています。 蓮の花も綺麗に咲いていました。 ラベンダーでしょうか? 変った背高な花、2連発、大谷翔平、いやジャイアント馬場位ありました(笑)。 ここにはその名の通り、本当に沢山の数の花々が咲き誇っていましたが、花を見ていて思うことは、花はやはり女性のようであるとつくずく感じます。 花に美しいとか美しくないということは決してありません。 それがたとえどんなに路傍の小さな花であったとしても、可憐で優しく咲いています。 それらは無償の愛で私達を楽しませてくれて、その香りで心地良くさせてくれているのです。 それはまるで、女性性の本質である菩薩の様な慈悲深さと深い愛に溢れています。 此の世のすべての花はそのままで皆それぞれの美しさがあり、たとえそこにどんなに精巧な偽の花が紛れ込んだとしても、自然なままのどの花にも美しさでは勝るべくもありません。 整形(偽の花)は、もっと美しくなりたいという心の欲望、我欲、エゴの投影が表に現れた結果なのです。 もう一度言います、此の世に美しくない女性など一人もいません、あとは魂の本質の問題なのです。  

地元でオススメ 超絶美味いインド料理店 ドスティ 2号店

イメージ
このブログで、自分は過去にインド人であったということを何度かお話していますが、インド式カレーは本当に二十代の若い頃から大好きで、以来あちこちのお店をいろいろ食べ歩いてきました。 今回ご紹介するお店は、すぐお隣の江南市というところにあるインドカレーのお店で、GoogleMapでたまたま知ってからそのお店のあまりの美味しさに感動し、それ以来足繁く通うようになりました。 店長のビカスさん。 店内の様子、小ぢんまりとした比較的小さなお店です。 片隅にはガネーシャの神様が祀られています。 このお店の大きな売りの一つが、ネパール直輸入のスパイスや食材を購入することが出来ることで、そのプライスタグも非常に良心的なのですよ、店長の人柄が偲ばれてとても好感が持てます。 日本には売っていない物も沢山あり、ネパールという国が田舎すぎるからなのか、日本のように訳の分からない添加物が入りまくっている食品があまり無いのが高ポイントなのです。 ランチメニュー。 サービスメニューもあります。 このお店が面白いのは、インドネシアのナシゴレンやタイのガパオライスも食べられるのですよ。 一番下のガーリックライスはインド人がよく食べるものだそうで、カレーとまぶして食べると最高だそうです(ビカスさん談)。 一緒に行った連れ合いも食べて、絶賛していました。 自分が何時もの如く食べる「本日のサービスセット」、今回はキーマ茄子カレーのセットでした。 キーマ茄子カレー初めて食べましたが、激ウマで定番メニューに入れて欲しいと思った位に美味しかったです。 昔はインドカレーと言えば、ナンかチーズナンが定番だったのですが、ここのお店が素晴らしいのはライスにインディカ米(長粒米)を出しているのです。 これがまたカレーに滅茶苦茶合う!! 最近はもうコレですわ。 しかも写真をみて下さい、スープは濃くてうまい、サラダの量も多いし(ドレッシング少しだけといったのにドバドバに掛けられました、サービスか?)、チャイも水で薄めていない(そういう店もなかには有るのです、コスト軽減の為に)、インディカ米てんこ盛り、カレーも

ジャパンブランド調査 海外から見た日本 その四 焚書坑儒

そして、米国のGHQが日本に対する非を覆い隠し、日本の言論を支配し、戦後の日本に対して徹底的に行ったのが「ウォーギルトインフォーメーションプログラム」というものです。 これは直訳すれば「戦争責任広報計画」と言われているもので、アメリカの戦争犯罪を覆い隠してすべての責任は戦前の日本の軍国主義に有るとし、戦争に対する罪悪意識を日本人に植えつける事を目的として各種の政策を実行していったというものです。 その一つに戦後、カウンターパンチ的に社会主義者、共産主義者達の活動や思想をを認めたという事がありましたが、日本の周りの中国やソ連等の世界情勢の雲行きが怪しくなってくると、彼等は一転してレッドパージを敢行して左翼的危険分子を公職追放する等の措置を取りました。 しかし今では左派系言論人の日本的なるもの(伝統思想や文化、天皇制)を否定するような論調は、「ウォーギルトインフォメーションプログラム」の点から照らし合わせて鑑みると、はからずも当初のGHQの思惑通りになっており、皮肉にも立場的に一番遠いと思われていたアメリカの手の内に彼等が踊らされているという見方も出来るのではないかと自分は思っています。 またGHQは、1928年から1945年の終戦までの間に日本で出版された日本の歴史や古来からの思想を著した貴重な書籍のうち、実に9000点以上を軍国主義にまつわる宣伝刊行物として焚書(発禁、没収して破棄)しています。 この焚書(ふんしょ)というのは、書物を消し去りそれまでの歴史を抹殺する行為の事を指しますが、中国の秦の始皇帝が「焚書坑儒」を行なった故事に由来しています。 この様な行為は国際法の点に照らし合わせてみても、明らかに違反と定められている違法行為であるにもかかわらず、彼等GHQはここ日本に於いて焚書という犯罪行為を断行していたのです。 彼等GHQが行なった焚書によって日本人はこれらの書物に接する事が出来なくなり、それまでの歴史を抹殺され、前のブログで指摘した通り東京裁判史観(連合軍の戦争犯罪はすべて覆い隠され、一方的に日本の行為のみに罪があったとする歴史観)で戦後の教育を受けさせられてきました。 それを皮肉なことに忠実に踏襲しているのが、今の日教組であり、共産党を始めとした左派系言論マスコミなのです。 我々はまず、覆い隠された歴史から当時の西欧列強がアジアにおいてどの様な行為をし

ジャパンブランド調査 海外から見た日本 その三 アメリカGHQの戦略

日本が1945年先の戦争に負け、戦艦ミズーリーにおいてボツダム宣言を受諾調印してから程なく米軍のGHQが日本に乗り込んできて、その後約七年のあいだ米軍による日本の占領統治が続きました。 いわゆるOcupied  Japanと言うやつで、当時の日本の陶器にも裏にその刻印が押されています(骨董のマメ知識、自分は一時収集していました)。 敗戦後のアメリカGHQの日本占領政策は、徹底的な言論統制を強いて、連合国に対するあらゆる批判や戦前、戦中の日本の主張を一切を禁止し、新聞、放送などのマスコミや書籍等の検閲を徹底的に行いました。 また米軍の広島、長崎に対する原爆投下や、日本の多くの主要都市の空爆で、日本の一般国民の大量殺戮などを行ったという明らかな国際法違反を非難した社説を掲載した新聞の発刊を停止したりもしました。 原爆の使用については、どの様な威力が有るのかということを時の大統領であったフランクリン•ルーズベルトが、有色人種である日本に対して試したというのが厳然たる真実であり、戦争を終わらせるために使ったという話はあくまでも後付の見え見えな言い訳で、決して同じ白人国家であるドイツやイタリアには使わなかったというのが定説です。 当時、法的にれっきとしたアメリカ人でありアメリカ市民であった日系人のみの財産をすべて没収して劣悪な収容所にぶち込んだということからも、彼等白人の有色人種に対する当時のあからさまな差別意識が如実に現れています。 誠に残念ながら当時の白人達の有色人種に対する差別感情は、それが至って普通のことであり、劣等な人種(と思っている)日本人には特に激しい憎悪があったのでしょう。 そして戦後に行われた東京裁判においては、まったく弁明の余地のない、一方的なまるで吊し上げのような判決を下して、疑問の残るような被告人まで絞首刑にしています。 当時、東京裁判のインド人の判事であったパール判事は、この裁判をあらかじめ有罪であるという結論が決まっていた判決ありきの茶番劇であると断罪し、その根拠については、裁判憲章の平和に対する罪、人道に対する罪は事後法であり、罪刑法定主機の立場からは被告人を有罪であるとする根拠自体が成立しないとして、全員無罪を主張しました。 彼の判決書は何故か法廷に於いて全く公表されること無く、アメリカの意向に沿った多数派の判決のみがまるで全判事の全会一致した

岐阜県賀茂郡 白川町 黒川地区 自然農の里

イメージ
この建物は、白川町の移住促進センターが運営を任されている民泊施設の「晴耕雨読」という古民家のとてもオシャレな建物です。 玄関にはちょっと怪しげな「お福さん」がお出迎えしてくれます(笑)。 この施設の一番の特徴は、民泊でありながら図書館にもなっていることで、日本中探してもなかなか無いユニークな施設と言えるでしょう。 本好きな人にはたまりませんよね。 部屋の様子、とても新しくて綺麗、壁には絵が飾ってあります。 (個人的には密かにポイント高いです。) 民泊なのでキッチンもあり、とても広くて使い勝手も良さそうな感じです。 こちらは白川町の産土神社である「佐久良太(さくらだ)神社」。 御神気に溢れています。 黒川にある歌舞伎小屋、東座(あずまざ)、明治二十二年に建てられた木造平屋建で、歌舞伎役者の中村勘三郎氏が名誉館長を努めています。 岐阜の美濃や飛騨地方には、この様な地歌舞伎の小屋が点在しています。 賀茂郡白川町は、一般の人には飛騨の白川と間違えられがちですが、ここの黒川地区は農薬、化学肥料、除草剤を使わない自然農で関係者の間ではとても有名なところです。 確かに半日周ってみて除草剤を使っている場所は一箇所も有りませんでしたので、ここは過敏症の方にとってはまるで天国のようなところでしょう。 黒川地区は特に有名な観光名所というものはあまり有りませんけれども、すぐ南には中津川や恵那、瑞浪、八百津がありロケーション的にも面白いところです。 つい先日亡くなった坂本龍一氏が、すぐお隣の東白川村に「老後は是非ともこちらへ移住して過したい」ということを生前言っていたのもうなずけるような、大変のどかで素晴らしい環境であるのは間違いありません。

ジャパンブランド調査 海外から見た日本     その二 アメリカと日本の相克

17位 アメリカ 65.3% アメリカについてはあまりにも書かねばならないことが多すぎますので、なるべくポイントを絞って書いていこうと思います。 そもそも日本にとってアメリカという国は、非常に因縁浅からぬ関係にあり、彼の国との関係を一言で表すならば、愛憎、相半ばといった感じでしょうか。 江戸幕府の長い日本の鎖国政策の扉を無理矢理こじ開けたのも、浦賀に二度も軍艦でやって来て開国を迫ったペリー提督であり、それが切っ掛けとなって日本は世界の表舞台に登場することとなりました。 そして開国後僅か数十年で、西洋列強と肩を並べるまでの国となったのです。 そもそもアメリカという国は、ピルグリムファーザーズでWASP(ホワイト アングロサクソン プロテスタント)がアメリカ大陸に入植をした事から始まった白人国家であり、自由とは何かということを建国より体現しながら自由を守るということを標榜してきた国であります。 しかしアメリカは自由に固執するあまり一般人に銃を所持することを認めているような数少ない極めて特異な国であり、自由を侵害されたとやたら訴訟を起こす彼等の社会を見ていると、最近のLGBTの問題も如何にもアメリカらしい話で、日本とは本来全く感性の合わない対極の国であるということが分かります。 かたや日本という国は、いろいろなルーツを源流に持ちながらもその都度内に取り込み調和していき、独自の民族魂を培ってきた極めてユニークな亜細亜の国家です。 アメリカが、その影響力を考慮して白人を代表する国家であるとするならば、かたや日本はその他の有色人種を代表するような立場の国でありますし、アメリカ本土を唯一攻撃したのが日本であり、世界で唯一原爆を日本に投下、使用したのがアメリカなのです。 アメリカと日本はある意味、両極端な価値観を持っている存在ですので(白人対非白人、絶対神のキリスト教対自然をも包括した独自の宗教観、唯物的な力の論理対形而上の精神性を重んじる価値観等など)、彼らの価値観にとっては、日本は得体の知れない自分達とはまるで違う恐ろしい存在として映っているのでしょう。 先のアメリカとの戦争についても、その必然的な背景を考えるならば、当時の欧米列強諸国のアジアに対する人種差別に根差した帝国主義的植民地支配が行われていたという当時の世界に対して、日本との関わりとは?という視点を考慮に入れて考えな

ジャパンブランド調査 海外から見た日本      その一 韓国 ドイツ カナダ

日本最大手の広告代理店である電通は、定期的に「ジャパンブランド調査」というものを海外で行なっており、コロナ禍前の2019年に20の国を対象として聴き取り調査を行い、LikeとVeryLikeの合計を数値化して親日的な国のランクを発表しましたので検証していきましょう。 20位 韓国 58.7% やはりというか韓国が20カ国中最下位でした。 韓国という国についてはこのブログでも何度も言及していますが、韓国内では親中国、親北朝鮮系の左派と反共的な立場の右派の間で現在もなお深刻な政治や地域的な対立が続いており、特に左派は反日性向が強くて歴史的にもほんの50年前までは国が未だ貧しかった為に、時の歴代政権が反日や克日で日本を利用して来たという経緯がありました。 教育関係もまたほぼ左派系なので、国民が長年に渡って反日教育を受けて来た為、国民の間に根強い反日意識がしっかりと残っています。 前政権であったムン・ジェインが大々的にNO JAPANの不買運動を展開して、日本車や日本のビール、ユニクロ等日系企業が大打撃を受けたのは記憶に新しいところですが、これは要は日本を政治的に利用して反日という国民感情のガス抜きをしたということです。 日韓のこういった関係は、彼等の民族魂に刻まれた性向からして、残念ながらおそらく今後も続く事でしょう。 (過去ログの統一原理教会のトピックでも韓国について言及していますので、機会があれば読んでみて下さい) 19位 ドイツ 64% ゲルマン民族というのは、自分達以外の国をあまり評価しないというところがあり、ヨーロッパの国の中でも数値が上がらなかった様です。 しかし自分は、ゲルマンが日本人とは一番民族的共通性があると思っていて、真面目で冗談が上手くない、あまり感情を表に出さない、仕事にも真面目に取り組み職人気質、ルールを守る、評価をハッキリせず、良いとは言わずに悪くはないという曖昧な言い方をする、等など白人の中では一番ドイツ人が気質が近い気がするのですよね。 ドイツには、実はデュッセルドルフにヨーロッパで最大の日本人街があり、毎年ライン川沿いのブロムナードではJapan Tag「日本ディ」が行われております。 この催しは2002年から始まったもので、年々来場者が国内外から増え続けた結果、今年はあまりの人気にとんでもない過密状態になってしまいました。 おそらく主催

愛知県江南市 「あじさい寺」 音楽寺

イメージ
愛知県江南市にある琴聲山音楽寺が、紫陽花の花が丁度見頃ということで行ってきました。(キンセイザン、ことのひびき、オンガクジ、おんがくのてら、名前がとても良いですよね) こちらのお寺は創建が元暦元年(1184年)ということで、江南市では最古のお寺として長い歴史があり、地元では「あじさい寺」の名称で愛されていて、境内には15種類、1200本の紫陽花の花が咲き乱れておりました。 日本という国は、本当に歴史の古い寺社が全国、身近に有るのですね。 南からの道沿いにも沢山の紫陽花が植えられていました。 御本尊である薬師如来像。 薬師如来さんの真言(呪文のようなもの)は、「オン コロコロ センダリマトウギソワカ」で、その名の通り病魔を除き払いたまえ、という意味があります。 いろんな仏様の真言は、車での仕事の行き帰りにCDでよく聴いていました(笑)。 ちなみに自分が一番好きな真言は不動明王の真言で、ここはちょっとヤバいなと感じる時にはお不動さんの真言を唱えるようにしています、お不動さんの真言は断ち切る力が凄いので。 このお寺のもう一つの特筆すべき点は、 16体の円空仏が安置されていることでしょう。 円空さんは江戸時代前期、美濃の国竹鼻の生まれで(現在の岐阜県羽島市)、粗削りで独特な仏像を生涯十二万体彫ったとされており、現存している物は五千体以上、特に愛知県では三千体、岐阜県でも一千体残されており、この地方では沢山の円空仏を見ることが出来ます。 生地である羽島市には円空資料館があり巨大な円空仏を見ることが出来ますし、愛知の諸寺や美濃の各地にも、岐阜市を始めあちこちで円空仏の所蔵品を収めた展示館が点在しています。 紫陽花は今が見頃で、お隣の公民館とお寺の裏側(南側)にも駐車場があります。