ジャパンブランド調査 海外から見た日本      その一 韓国 ドイツ カナダ

日本最大手の広告代理店である電通は、定期的に「ジャパンブランド調査」というものを海外で行なっており、コロナ禍前の2019年に20の国を対象として聴き取り調査を行い、LikeとVeryLikeの合計を数値化して親日的な国のランクを発表しましたので検証していきましょう。


20位 韓国 58.7%
やはりというか韓国が20カ国中最下位でした。

韓国という国についてはこのブログでも何度も言及していますが、韓国内では親中国、親北朝鮮系の左派と反共的な立場の右派の間で現在もなお深刻な政治や地域的な対立が続いており、特に左派は反日性向が強くて歴史的にもほんの50年前までは国が未だ貧しかった為に、時の歴代政権が反日や克日で日本を利用して来たという経緯がありました。

教育関係もまたほぼ左派系なので、国民が長年に渡って反日教育を受けて来た為、国民の間に根強い反日意識がしっかりと残っています。

前政権であったムン・ジェインが大々的にNO JAPANの不買運動を展開して、日本車や日本のビール、ユニクロ等日系企業が大打撃を受けたのは記憶に新しいところですが、これは要は日本を政治的に利用して反日という国民感情のガス抜きをしたということです。

日韓のこういった関係は、彼等の民族魂に刻まれた性向からして、残念ながらおそらく今後も続く事でしょう。

(過去ログの統一原理教会のトピックでも韓国について言及していますので、機会があれば読んでみて下さい)


19位 ドイツ 64%
ゲルマン民族というのは、自分達以外の国をあまり評価しないというところがあり、ヨーロッパの国の中でも数値が上がらなかった様です。

しかし自分は、ゲルマンが日本人とは一番民族的共通性があると思っていて、真面目で冗談が上手くない、あまり感情を表に出さない、仕事にも真面目に取り組み職人気質、ルールを守る、評価をハッキリせず、良いとは言わずに悪くはないという曖昧な言い方をする、等など白人の中では一番ドイツ人が気質が近い気がするのですよね。

ドイツには、実はデュッセルドルフにヨーロッパで最大の日本人街があり、毎年ライン川沿いのブロムナードではJapan Tag「日本ディ」が行われております。

この催しは2002年から始まったもので、年々来場者が国内外から増え続けた結果、今年はあまりの人気にとんでもない過密状態になってしまいました。

おそらく主催は州や市と現地日本企業、日本人会だと思うのですが、今、マンガやアニメが世界中を席巻しており、ドイツでもご多分に漏れずコスプレをする人達が増えているなど同じ様な状況であり、これから先来場者が減るようなことはま絶対にず有り得ないでしょう。

もし関係者の方でこのブログを見てみえる人が居るのであれば、せめて開催日を二日間に別けるとかの対策を取らないと、せっかく日本に興味を持って来て貰っても、人混みで何も見えない、飯も長蛇の列で食べられないというような今回の過密な現状では、多くの来場者の人にとって不満が残るものとなってしまうでしょう。

Japan Tagの最大の見ものは、夜にライン川沿いで行われる日本の花火大会なのですが(You Tubeで見られます)、初日の入場料を少し安く設定すればメインの花火を見られなくても解決すると思うのですが如何でしょうか、とにかく今年の込み具合はあまりにも酷すぎますのでもっと皆さんが楽しめるようにして頂きたいものです。


18位 カナダ 65%
カナダは英国王室を元首に戴いた英連邦の国で、アングロサクソンを人種的源流とするFive Eyes(イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド)の一員でもありますが、唯一フランス語圏であるケベック州の問題を国内に抱えています。

日本は120年以上前にバンクーバーに領事館を構えており、実はカナダとは結構長い歴史がありますけれども、カナダには意外にも日系移民が多くて、先の太平洋戦争に至るまで現地では東洋人であるが故に差別や弾圧を受けて来たという負の歴史も有りました。

当時はアングロサクソンが人種的なヒエラルキーの頂点であったので、有色人種である日本人は普通に差別されていたということなのでしょうが、妻夫木聡主演の「バンクーバーの朝日」という映画にカナダでの当時の状況が描かれています。

特に親しいと言うほどではありませんが、カナダとは今は非常に友好な関係を保っています。


続く









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