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巷の隠れた名店(食料品店)

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全国的に多店舗展開をしている食料品のスーパーで「業務スーパー」というお店が有りますけれども、皆さんはその名前を一度でもお聞きになられたことは有りますか? 幸いなことに、自分が今現在住んでいる一宮市内には2店舗有りますし、この愛知県の尾張地域を中心とした区域には二十店舗程展開していますので、もしも今お住まいの近くにお店が無かったとしてもたまたま車で通りかかったということはあるのではないでしょうか。 世間では、業務スーパーといえばどちらかと言うと安売り専門のスーパーのイメージで、あまり良い食材は売られていないという印象をお持ちの方が多いのではないかと思います。 実際自分の場合も家のすぐ近くに店舗があったにも関わらず、何百回(数え切れない)通ってもいつも前を素通りするのみでして、店内に入ったことは一度もありませんでした。 しかし、数か月前にSNSで意外と良いものが売られているという情報を目にして、まさか業務スーパーがぁ?と半信半疑だったのですけれども、一度勇気を振り絞ってお店に入ってみたのです(笑)。 このブログは何の忖度を挟むこと無く、真実を体現したことのみを書くという事を旨としていますので、今から正直に書かせて頂きます。 全体的な印象としては、残念ながら安売りが取り柄の食品スーパーであるというのが正直な感想です。 売られている野菜や果物は世間でよくあるような農薬や化学肥料まみれの雰囲気のものしか無く、見ているだけでもあまり良いエネルギーは伝わって来ません。 しかもなかにはとてもヤバそうな海外のものも混ざっていました。 他の食料品についても、その多くは工場で大量生産された低品質な加工食品が圧倒的な割合を占めており、その殆どが結構な添加物が入っているというものでした。 並べられた商品について、一点、一点いちいち裏返して品質表示を見た訳ではありませんので、はっきりとした数字はここで示すことは出来ませんが、全体的な自分の印象では少なくとも全体の95%位はそういった食材で棚が埋められているのではないかと思いました。 ここで一つ確認をさせて頂きますが、安くて尚且つ旨ければ何の問題もないではないか! という価値観の方々はどうぞ沢山ご利用なさって下さい。(しかし、安いけれども加工内容があまりにも酷くて地雷の様な食品もなかにはある様ですので、結局捨てることにならない様どうかお気をつけ下

父親が体験した霊的な話 その六

父は喫茶店のビジネスが軌道に乗ると不動産の仕事も並行して始めましたが、そもそも世間の不動産物件というものは、画一的なマンションや分譲団地の建売住宅でもない限り、全く同じ条件のものは殆ど無いと言っても決して過言ではありません。 これはもう人との御縁と同じで、その人が探している物件に巡りあうかどうかというのは、運とタイミングが重ならなければなかなか難しいものがあります。 彼も自分が購入しようとする一つの物件を探すのに、それはもうリサーチを掛けまくって彼方此方の現場を何度か見に行かなければならない訳です。 父親から訊いた話で、土地にまつわる面白いものがありました。 父はある時近隣の市にある物件を見に行き、彼の探している条件にほぼ見合ったものが見つかったそうです。 しかしいろいろと調べていくうちに、そこの土地の旧地名が「○○町大字○○字墓跡」という地名だったことがわかり、流石にそれは後から知られるとマズイだろうということで購入を諦めたそうです。 そのような曰くのある土地は、実は探せば結構全国的にも有りますし、お隣の名古屋でもモロなヤバい地名を自分は知っております。 さて、父が体験した今回のお話をさせて頂きますが、彼が住んでいた市内の自宅からそう遠くないところに、ある物件を見に行った時の事です。 現場へ行くと、土地の大きさもまずまずで家の状態もとても良く、しかもその条件の割には価格が世間の相場より非常に安かったので、これはもう絶対に買うしかないと喜んだそうです。 しかし、家の中へ入って間取りを見ているうちに、何故だか分からないもやもやした不安が湧き上がってきたそうです。 前回の、「その五」のブログでお話をしました通り、彼は、人間というものは一旦死んだら灰になってそれでもうお終いで、後には何も残らないと自分にハッキリと言っていたような人ですが、通常であれば喜び勇んで飛び付くような物件であったにも拘らず、どうしても何か引っ掛かるものが抑えられなかったそうです。 幸いなことに、たまたまその物件の近くに遠い親戚筋の接骨院をやっている親類が居たので、父は挨拶がてらそこの家について何か知らないかということを聞きに行ったそうです。 その親類のNさんという人は、当該物件のすぐご近所だったのでその家の内情をよく知っており、「いやぁ、あそこの家は○ヶ月前に住んでいた人が部屋で首を吊って死んでいる

稲荷神社について考える 後編

伏見稲荷大社は清水寺や金閣寺と並んで京都でも一、二を争う人気の名刹ですから、このブログの読者の皆さんの中にも行かれた方は多いのかもしれません。 前回に書きました通り、伏見稲荷は海外のツーリストの人達にもとても人気があり、最近では観光客の割合が半分どころか八割以上が外国の人じゃないかと思えるような日もある様です。 伏見稲荷が何故そんなに海外の人達を惹きつけるのかと言いますと、何と言ってもずらりと並んだ赤い鳥居の壮観さと、お稲荷さんの眷属である狐が彼等にとってとてもエキゾチックに映るのでしょう。 写真に有ります通り、俗に「伏見稲荷の千本鳥居」と言われていますけれども、実際にはあそこは鳥居の数が九百本弱だそうで、非常に沢山あるという比喩として千本鳥居という名がつけられているみたいです。 しかしお山を含めた全体では、鳥居の数は小さなお供え用のものを除いて三千数百本は有るそうで(実際に数えた方が居るそうです)、やはりとてつもない数の鳥居がお山を埋め尽くしており、流石に全国三万社のお稲荷さんの総本山と言われるだけのことはあります。 稲荷神社といえば今では商売の神様という認識が世間には広まっておりますけれども、元を辿ればその文字が表す通り、稲を象徴する農耕の神様を御祭神とする神社であったのです。 その御本体は農業神であり、豊作を願ってお祀りをしたのが始まりと言われています。 また、何故眷属が狐なのかと言いますと、狐は稲を荒す鼠を食べてくれる事から眷属となったと言われております。 昔の日ノ本という国は猫というものがあまり居なかったのか、若しくは猫が鼠を取るというイメージが一般的では無かったみたいですね。 まあしかし狐とは申せ、やはり幽界の存在ですから実際の動物としての狐ではなく、霊的な存在を具現化したものが象徴としての狐という存在になっているのです。(霊界というものは想念の世界ですからね) それから神社の眷属という存在は簡単に言いますと、その神社の神様にお使えして霊的な修行をしているもの達のことであり、沢山の人達がお詣りをすることによって彼等も霊的に昇華していく訳ですね。(これもやはり想念の世界ですので祈りという想いが大切なのです) さて、お話を伏見稲荷に戻します。 数多(あまた)ある鳥居は全てご商売をされてみえる企業や会社、お店等の奉納によるものであり、その鳥居の大きさによって2

稲荷神社について考える                

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前回は伏見稲荷大社についてお話を致しましたが、今回はイレギュラーですけれどもお稲荷さんについて書きたいことが有りますので、稲荷神社についてのトピックを立てて少しお話をさせて下さい。 伏見稲荷は一般的な認識では全国のあまたある稲荷神社の総本山的な位置づけになると思うのですけれども、自分は伊勢神宮の外宮宮域の勾玉池に隣接する茜稲荷(あこねさん)が個人的にはとても親近感が有りまして、それは何故かと言いますと、女流小説家で洒脱な文体でファンも多く居り、エッセイストでもある佐藤愛子先生の実体験に基いたノンフィクション小説、「私の遺言」のなかに茜さんが出てくるのです。 この小説は自分の座右の書と言っても良い位に嘗ては何度も読み返した大好きな名著なのですが、未だに読んだことがないという方は恐らく文庫本が出ていると思いますので是非ともご一読なさってみて下さい。 その内容については、佐藤愛子女史にまつわる北海道の別荘での体験を克明に記した全編霊的なお話満載なのですけれども、あまりにも荒唐無稽なお話故、初見の方はにわかには信じられないかもしれません。 しかし彼女が本の中で言ってみえる通り、全てが実際に彼女の周りで起こった実体験に基いたお話ですので、茜さんについても霊的な意味での役割というものが体験的に詳しく書かれております。 そしてお稲荷さんについては、自分は以前愛知県のあま市の篠田というところに住んだことがあり、同じ町域には「葛の葉稲荷社」という稲荷神社がありまして、そこへ御参りに行かせて頂いたことがありました。 何故そのお稲荷さんを自分が知ったのかと言いますと、自分には霊的な素養というものが幸いなことにありませんでして、そのかわりと言っては何ですが霊能のある人が自分の人生の周りに現れて、いろいろな霊的な体験を共有させてくれるのです。 これは自分の過去世の体験から、そういった人達と感応して自分の周りに吸い寄せているのだと思われます。 その人はマッサージを主とした整体をそこの街でやり始めたばかりで、近くの「葛の葉稲荷の神さん」が商売繁盛にご利益があるということで御参りに行っているという話を自分にしてくれたのです。 ことの由来は、美和町(現あま市)篠田字稲荷に昔、狐塚があり、「葛の葉稲荷社」と称して近郷にもその名が高く、多くの参拝者を集めていたそうです。 葛の葉稲荷と言えば狐女房の伝説が