あるお坊さんの話

堅い話が続きましたので、ちょっと休憩の意味も兼ねて自分が以前経営していましたお店で実際にあったお話をします。

お店によく来る常連客でWさんという方からある時こんな相談を受けました。

それはWさんの住んでいる数件隣のお友達の四歳にる娘さんが、少し前から家の周りをうろつく幽霊(地縛霊か浮遊霊か?)をみるようになり、非常に怯えて困っているというものでした。

最初は母親も全く見えないし、旦那に相談をしてもそのうち治まるだろうということで、なだめながらほうっておいたそうです。

しかし段々とその怯え方が酷くなり、家に入って来ようとすると泣きじゃくる様になってしまった為、困り果てた末に知り合いの紹介で名古屋のとあるお寺の住職の所へ相談にいったそうです。

そこの住職が言うには、その霊達をなだめながら徐霊をするのは大変な労力がいるので〇十万円掛かるといわれたそうです。

悩んだ挙げ句に背に腹は代えられないとお金を用意して、まさに出掛けようとした間際にWさんがその話を聞き、ちょっと待って、そういうことに詳しい知り合いがいるのでいくのは止めて、とその友達に話をし、急いで自分の店に来たのでした。

事情を聞いた後、直ぐに知り合いのメーカーの社長の奥さんに電話をしました。

この人の娘は所謂不食人間という人で、何も食べなくても生きていけるというちょっと変わった人であり、その孫もまたクリスタルチルドレンという人のオーラが普通に見える子供でした。

自分は最初何も食べなくても生きているという意味が全く理解できず、その人は半分幽体化しているのかとメーカーの奥さんにいぶかったものですが、どうやら朝日や空気中のプラーナを吸収してエネルギーとして取り込んでいるということの様でした。

実際にヒマラヤの奥地に隠屯生活をしている聖者といわれる人達の中には、写真を撮っても身体が透けてしまうといういう人もおり、後年実際に不食をしているという人とも繋がりが出来、その方には本当に助けて頂きました。

話は少しそれましたが、急を要する事態なので、早速そのメーカーの奥さんに急いで携帯で連絡をしました。

続く


コメント

  1. 人間、自分が経験した範囲内でしか物事を考えられないと言いますが、今の私は正にその状態です
    武田先生からその事を教わり、今は知らない世界を否定しなくなりました
    どんな結末になるのか早く続きを読みたいです

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