統一教会の闇   かくも怪しきカルトな集団 その一   

これも以前の話です。

お店に、とても明るい、二十代後半位の女性が入ってきました。

彼女は店で何かを買うというそぶりもなく、いろいろと話をして、また来ますと帰っていきました。

そんな事が何回か続きました。

結構仲良くなった頃のある時、店長、今日時間あります?と彼女が突然聞いてきて、別に何もないから店終わってからなら時間あるよ、と話すと、ちょっと行って欲しいところがあるというのです。

なにい? ときいても笑って詳しくは話さず、分かった、とにかく行くわと返事をし、店を閉めてから約束した時間に、指定された場所へ行きました。

そこは、街中のとあるビルの二階で、中は幾つかの小さく仕切られた部屋になっていました。

そのなかのある小さな部屋へ通され、目の前のモニターの画面が映り、なにやらおじさんが出てきたかと思うと、突然ごちゃごちゃと話を始めました。

三十分位たった頃でしょうか?急に何か塔のようなものが画面に出映り、おじさん曰く、これは多宝塔といって非常に有難いもので運気も上がるというような事を説明し始め、値段を聞いてびっくり! 百万位はしたでしょうか、あまり覚えてはいませんが、まったく買う気もないのでビデオが終わってからそそくさと帰りました。

その後、彼女はぷっつりとうちには来なくなり、後で聞いた話によると、うちの店で出会った別の店の店主のところへ出入りするようになったそうで、後日彼が話すには、えらい高い印鑑を買わされた! とぼやいていました。

それからニュースなどで、その組織が統一教会という韓国系のキリスト教団体であると知りました。

その後のニュースでわかったのですが、このような霊感商法で高額な物を売り付けられた人が続出し、被害者の会も結成されて、当時結構な社会問題にまで発展しました。

風の便りで、店へ通っていた彼女は、合同結婚式に出席するために、韓国へ渡ったと聞きました。

この合同結婚式というのは、霊的に穢れた日本人、日本の女性達を韓国の男性と結婚させることによって浄化させるというもので、広い体育館の様なところに男女を二列に並ばせ、たまたま隣同士になったカップルを結婚させるという、誠に狂った儀式としか言い様がないものであり、それは教祖の霊的なインスピレーションによって執り行われるというものです。

霊的に劣っているという者を、何で優れたと称する魂とわざわざかかわらせるんだと、普通の日本人なら思い切り突っ込みを入れたくなるところですが、そこが韓国人の感情、日本人に対する羨望、嫉妬や妬み、歪んだ優越感といった複雑な想い、ある意味、彼等の民族魂として彼等の中に刻まれた恨という特徴を、そういった行為のなかに垣間見る事が出来るのです。

この統一教会というのは、キリスト教会の一派であると名乗ってはいますが、教団が今迄行ってきたことや、教祖の言動からして、完全に狂ったカルト集団です。

続く





 




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