香害について考える 合成洗剤の闇 その3
皆さんも聞かれたことがあるかもしれませんが、日本消費者連盟という団体があり、以前から洗剤の化学物質の環境や人体に及ぼす影響の問題点を指摘していて、大手洗剤メーカーに対して洗剤の化学物質の内容物の開示や、香りのマイクロカプセルを含んだ商品の販売中止を求めて活動していますが、メーカー側は常にのらりくらりと逃げの姿勢で、未だに明確な返答をしておりません。
彼ら大手メーカー、花王やライオン、P&G等は、何故そういった商品の販売を中止しないのでしょうか?(特に外資のP&Gは悪質な商品を出しているいイメージが強い)
それははっきり言って儲かるからです。
天然由来の材料を使えばよりコストがかかり、儲けが薄くなる、
彼らにとっては消費者の健康よりも自分達の利益の方が大切なのです。
石油の絞りカスの本来は捨てる様な材料でそういった商品が作られており、利益だけを最優先すれば他の選択肢はありません。
そこには商道徳とか、消費者の健康の為という思いやりの精神は微塵もありません。
妻は日本消費者連盟が発行した冊子を有償で取り寄せ、知らなかった人に配るなどの啓蒙活動を、地道に続けています。
市役所の該当の課にも何度も足を運んで、苦情や要望を出したりしています。
保健所へも出掛け、合成洗剤不使用の要望パンフレットをつくってもらいそれをコピーして配るなど、いま自分で出来る事をたとえ少しずつでもやることが、将来の日本の自然環境の保護や人々の健康に繋がる、と信じて行動することが、彼女の原動力となっているのです。
この事実を知った皆さんから、少しずつでも洗剤を天然由来のものに変えていくか、たとえ合成洗剤や柔軟剤を使わなくても、代替えする洗濯方法もネット等で検索すればいろいろとでてきますので、たとえ悪徳大手メーカーの儲け市場主義の商品を販売中止するとまではいかずとも、売り上げを大いに落としてやりましょう(笑)。
(本日、日本消費者連盟より消費者リポートが届き、香害を無くす活動に取り組む議員、という特集が組まれていました。
その表のなかで活動議員が多いのは、北海道、埼玉、東京、千葉、神奈川などの都市部、あとは大阪、兵庫、福岡が目立っている位で、地方はほぼ0~1、2が殆どという有り様です。東海三県は残念なことに1~2で、特に人口が多い愛知県はたった一人という有り様でした。
議会質問別の政党所属議員で見ると、圧倒的に野党系の議員が多く、全211人中、自民党系のの議員はたったの3人でした。
保守系の無所属議員もいるのかもしれませんが、それにしても議員数から考えると余りにも少なすぎます。
この事は、洗剤大手メーカーや、ひいては農薬、化学肥料、除草剤等の外資、JA等と自民党が如何に利権で結び付いているかという事を如実に物語っています。)
合成洗剤や柔軟剤についての闇のブログは、これからも啓蒙の意味を含めて定期的に上げていこうと思います。
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