統一教会の闇   かくも怪しきカルトな集団 その五

文鮮明は、自身の事を、キリストの再来であると語っています。

もしもイエスキリストが、2000年後の朝鮮半島に転生してきたとして、果して彼は、信者を騙して贅の限りを尽くし、豪邸に住まう事をするでしょうか?

絶対的に答えは明白で、彼は愛の体現者であり、物質に囚われることの無い、対極の人生を歩みました。

合同結婚式については、「その一」 で既にお話ししましたが、彼の日本人に対する屈折した感情は、いろんな形で言動となって現れています。

まず最も象徴的な出来事は、世界日報の編集長だった副島嘉和氏が、統一教会での秘密儀式で文教祖に対して、日本の統一教会の初代会長である久保木修巳氏が天皇の身代わりとして拝礼しているという記事を暴露掲載しようとして、雑誌の発売直前、帰宅途中暴漢に路傍で襲われ全身をメッタ刺しにされたというものです。

要は、日本の象徴的存在である天皇を、彼の元にひざまずかせる、土下座させるという願望を擬似的に行っていたということです。

今の韓国の大統領の三代前のイ・ミョンバクも、公の場で天皇をひざまずかせて謝罪させる旨の発言をし、当時の日本人や日本政府の怒りをかった結果、韓国は日本との通貨スワップの締結を結局全て打ち切られてしまいました。

天皇という名称は天の王という意味で、日本天皇の固有の呼称あるにもかかわらず、韓国人は絶対にその名称を使いたがらず、日王という名を造語までして日王という呼び方をしています。

イ・ミョンバクは本当は天皇の足を縛って土下座させるという発言をしましたが、これは朝鮮では昔からある罪人の謝罪の仕方で、流石に不味いと思ったのか公式のコメントから直ぐに削除されましたが。

また、文鮮明によれば、韓国は霊的に優れた存在である「アダム国家」、日本は霊的に劣った悪魔の国、「エバ国家」であるとされ、先に堕落したエバがアダムに贖罪することは当然であるとし、これはもう霊的な摂理から見てもまったく出鱈目な話です。

朝鮮を植民地支配し民族の尊厳を踏みにじった日本はエバと同じであり、永遠に韓国に贖罪し、従わなければならない、つまり彼等が日本の地で、ありとあらゆる違法すれすれの手段を使って、日本人からお金を搾り取っている事の(彼等にとっての)正統な理由付け、辻褄合わせをしている訳です。


「エバ国家」(日本)は妻として夫である「アダム国家」の韓国に対して尽くし、従わなければならないということらしいのです。

彼はこの他にもおびただしい日本蔑視、卑下発言をしていますが、要は自分達の上位にある(彼等の儒教的な価値観での)、日本という国を、どうにかして引きずり下ろし、ひざまずかせ、溜飲を下げたいというのが本音なのです。

慰安婦問題や徴用工問題、旭日旗のクレーム、韓国人窃盗団による対馬の仏像盗難事件、日本の輸出規制に対するかの国での反応等を見ていると、それらの問題の根本的な原因は全て同じものであり、彼等の屈折した感情がその中に見え隠れしています。

韓国の元大統領であり、今は収監されているパク・クネは公の場でこういう発言をしています。

「我々と日本の関係に於て日本は、千年の間加害者であり、我々は千年の間被害者である」と。

国を代表する、一国の大統領たる者が、狂信的カルト教団の教祖とまったく同じような発言をしていること自体、彼等の屈折した感情の根深さ、「恨」 の日本に対する大きさを感じずには居られません。

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