安倍元総理 銃撃さる

本日午前11時半、奈良県で遊説していた安倍元総理が元海自の41歳の男に手製の銃で狙撃され、ブログを書いているたった今亡くなったという一報が入ってきました。

これは民主主義のルールを脅かす重大な挑戦であり、断じて許すことの出来ない行為で、ほんとうに憤懣やるかた無い思いで一杯です。

心からご冥福をお祈りします。

今現在わかっていることは、彼に対する政治的な信条等の恨みはないとしつつも、非常に計画的であり明快な殺意をもって犯行に及んだということの様です。

犯人は2005年に自衛官を退官しており、その後の経緯は未だつまびらかではありませんが、もしも彼が自分の人生の不満の捌け口として安倍さんを狙ったのであれば、彼は重大なカルマを魂に背負うことになるし、どちらにしろ勝手な逆恨みのそしりは免れないでしょう。

安倍さんは自民党の歴代総理のなかで最長の在任期間を誇り、自民党支持者や保守系言論人の人達にも結構人気のあった総理でした。

自分は彼の経済政策、アベノミクスをあまり評価はしていませんが(彼は在任中は自画自賛をしていましたが)、在任中に大きな試練やトラブルもなく無難に任期をこなせたという印象があります。

実は自分の高校時代の同級生が東京の成蹊大学に進学したおり、新歓でアーチェリー部に入学するとそこに一年先輩に安倍さんがいて、いかにもボンボンで性格もあのままだったそうです。

自分が安倍さんで一番評価しているのは彼の明るい性格についてで、海外のトップといわれる人達とも非常にコミニュケーションが上手く、特にトランプさんとはとてもウマがあった様です。

アメリカ人は喜怒哀楽がはっきりしていて、感情を表に出さない人を不気味がり信用しない傾向が有りますが、G7でも日本以外は全て白人なので、やはり安倍さんのような感情が表に出る人の方が分かりやすく人気があるのでしょう。

逆にいかにも日本的な寡黙で表情を表に出さない首相が海外のそういった会合に出ると、まるで透明人間を見ているようで何か悲しい気持ちになります。

日本人は弔い合戦がその信条にとても合った民族で、安倍さんの死は恐らく自民党には追い風として作用するでしょう。

しかし民主主義の根幹を揺るがす様なテロ行為に対して、断固とした態度を示すためにも、参政党には決して世間の情に怯まず、安倍さんのご冥福をお祈りしつつも、与党に最後まで政策論戦を挑んで頂きたいし決して彼等も微塵もぶれる事は無いでしょう。

安倍さんのご冥福をあらためてお祈りします。

どうか彼の魂に神の御加護がありますように。







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