ある最狂カルト集団の思い出   その三

世間では、神下ろしをする人や、いわゆる霊能者といわれる人達が常に一定数居り、かたや、彼等が一般の人達に対して行う霊示や、霊的な奇跡、予言的な言動をとても有り難がり、盲信する人たちがいます。

例えば自分があるときに知り合った人ですが、病気直しの霊示が得意な先生と呼ばれていて、そこには癌になった人や、いろんな病気や悩みを抱えた人達がひっきりなしに相談に来る、その地域では結構有名で評判な霊能者(宗教家?)がおりました。

ここでハッキリと申し上げなければいけないのですが、そういった人達の多く(殆ど)が実は偽物(その背景が)なのです。

病気治しで有名なその先生も、ある人に紹介されて何回かは会いに行きましたが(その先生に非常に気に入られたので)、途中から自分は何かがおかしいと感じ、ぷっつりと行くのをやめてしまいました。

自分が知っている、霊的な感覚が鋭い友人も後からその先生のところ行ったらしく、後でその人と会った折り、あの先生のところの神棚に入っているのはやっぱり神ではなくて動物霊レベルだよねという話になりました。
(この話はある顛末があって、非常に示唆に富んだ話であるため、機会があったらまた詳しく別のブログに書きます。)

偽物と書くと少し言い方が酷なので、もう少し別の言い方をすると、殆どの神下ろしや霊能者は霊界の低級霊や動物霊といった雑霊レベルと繋がっている事が実に多いのです。

彼等(霊)は多くの場合、自分は神であると称し、自身の事を大きく見せようとします。

しかしそういった予言や霊的な奇跡の様な事は、実は幽界の低級霊や雑霊レベルでもいとも簡単に出来ることなのです。

よくよく考えればそれはごく当たり前のことで、彼等も霊であるのでそんなことは別に大したことでもないのです。

要はポルターガイストの親戚みたいなものです。

そういった霊に限って、神であるとかその様に振る舞ったりするので、霊能者も騙される訳です。 

ある意味それは成り済まし行為で、一種の結婚詐欺(信じたら騙された)みたいなもんですよね(笑)。

ですから、中途半端に霊能がある人が、自分は高次元に繋がっているとか、自分についている神は霊界の根元的な存在だ等と真面目にのたまう訳です。

YouTubeによく出てくる様なそういった類いの人達も、大方はそういったレベルなのではないでしょうか?

自分はそういった方達の言ってみえることに、あまり興味がない、というか感応しないので、チェックしたり見ている訳ではありませんが、たまたま何回か見た人達は、明らかに、君等、高次元でも神でもないだろうと思わず突っ込みを入れたくなりましたが。


(いよいよ話は佳境に入ります。)
まだ続きます。




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