ある最狂カルト集団の思い出   その五

まずは、法外で高額なお布施を要求する者、100%アウトです、しかし結構引っ掛かる人が多いんですよね、これが。

そういった者達は、霊的な奇跡(のようなもの)を見せたり、お告げがあった等と相談者の不安真理を突くような言葉を巧みに使う訳です。

それから、その人のお金の価値観にもよりますが、ある程度の金額を要求する者、これも自分的には駄目で、やはり避けた方が良いでしょう。

皆さん良くご存じの、以前テレビ等にも出ていたEさんという人がおります。

彼は霊能者として世に出た頃はとても謙虚だったと思うのですが、あるときに本の中で、結構法外な相談料を取りそれの何が悪いのか的な事を書いていたのを読んでから、それ以降自分は彼の本は一切手に取らなくなりました。

これは、隠れキリシタンにとっての踏み絵のような話で、本当に基本的で大切な、霊的な価値判断基準なのです。

高次元の存在であれば在るほど、利他の精神、無償の愛のかたまりで決して見返りなどは求めません。

しかし、その次元が下がれば下がるほど、その霊的存在は我欲の塊となっていきます。

以前に、たくさんの宗教にはそれぞれの魂が感応して信者となるという話をしましたが、低級霊に操られる霊能者や教祖にもその霊に感応するという問題があるのです。

少し前のブログで、オアシスというホームレス支援のボランティア団体をご紹介しました。

代表のナチオ君という人は、10年間にわたって、本当に酷い台風の時を除いて、毎週欠かさず無償で炊き出しを続けました。

これは、霊界の守護霊団が応援しているからこそ、彼も10年間ほぼ毎週欠かさず続けられたのだと思いますし、彼もそういった次元の霊達と感応しているからこそ、今の彼が在るのだと思います。

少し前にも書きましたが、本来ならば無償若しくは、任意のお布施で相談に乗るのが自分は当たり前だと思うのですが、なかにはそれを生業にして生活してみえる人もおります。

そういった方は、悩みを抱えて相談にみえた人達に、心から真摯に向き合い、如何にしてその能力を以て相談者の解決の糸口になれるかを、真剣に誠意をもつて対応される方、そしてお布施もお金のあまり無い人でも常識的な範囲で相談を受けられるような霊能者であれば安心出来ると思われます。

オウムのN田さんはオウム解散後、GFの山奥で瞑想のグループを立ち上げたそうですが、何年か後、そのグループも消滅してしまったそうです。

果して彼の .....。


一番伝えたかった最後の章へ 続く









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