霊媒体質の人々 其の八 ある有名人

g○さんがテレビに出ていた頃より二十年位後になるのでしょうか、以前にTVでやっていた「オーラの泉」という番組がありましたが、視聴率もよかったのでご覧になっていた方も多いのではないかと思います。


その番組で霊的素養が一躍有名になった美輪明宏という方がおります。


これも以前のブログでご紹介しましたが、女流小説家で「私の遺言」というノンフィクションの著書のなかで、壮絶な霊障にまつわる霊的体験を克明に綴った佐藤愛子という小説家が、北海道に購入した別荘で先祖霊の因縁による様々な霊障に悩んだ末、人伝に紹介されたのが美輪明宏さんでした。


彼は本来歌手なのですが、おそらく当時の著名人の中では美輪さんの霊的素養は知れ渡っていたのでしょう。


ちなみにこの本の中では奇しくも、若い頃のE○さんも霊障の相談者として登場しています。


本の中で佐藤女史が電話で三輪さんに相談に乗ってもらい、電話口で美輪さんが、佐藤さんの家の周りのいろんなビジョンや、何が霊障となっているのかがハッキリと見えて、的確なアドバイスを彼女に送っている場面がしばしば出てきます。


おそらく彼にとって、この頃が一番良く霊視が出来ていたのでしょう。

美輪さんは昭和十年生まれですのでもう八十は超えてみえますが、彼はなにかの機会に、ここ数年そういうものが見えなくなってそういった能力がまったく無くなったということを話しているのを聞いて、あんなに的確に霊視出来た人が? と少し驚きましたが、G○さんと同じようにある時期から霊的な感覚が衰える、若しくは消滅するということはしばしば有るようです。


これとは真逆に、人生のある時期から突然目覚めるという方も居ます。


世間では所謂、霊能者と言われて活動している人、宗教者でそういった素養が備わった人、何らかの形でインスピレーションを受け取り、それで霊的な力を発揮したりメッセージを伝えることで生業にしている先生等々、本当にいろんな方がみえます。


まさに千差万別、玉石混淆といった感じです。



続く






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