霊媒体質の人々 其の二十一 宇宙由来の魂について考える 壱



まず、自分は地球霊界の転生を繰り返してきた魂だと確信しているので、宇宙由来の魂については本来であれば言及すべき立場にはないのですが、自分なりの解釈で語らせて貰うことを最初にお断りしておきます。


今回、宇宙人は果たしているのかどうかという次元の話で、そのようなものは絶対に存在しないという認識をお持ちのかたは、この場でクリックしてフェードアウトして頂いて結構です。


この地球という惑星について自分が常々思っていることは、決して我々の地球というものは無機質な存在ではなく、地球自身が一種のエネルギー体であり地球意思というものが厳然と存在していると思うのです。


古代に於いては地球意思を表す神というものは存在しましたし、万物に霊性が宿つて居るという日本人の独特な宗教観、精神性からすれば、この考え方は多くの人にも同意して頂けると思います。


それについては単に地球だけの話ではなく、他の惑星にも言えることで、たとえば「お天道様がみている」という過去のブログで言及した通り、日本人の魂の親神とも言える天照大御神はまさに太陽神のことであり、すべての日本人の魂は霊的に言えば天照大御神の霊光の内にあると言えます。



我々は今、この地球という三次元の世界で生を受けており、それぞれの人が人生というものを体現しています。


しかし何度もお話している通り人間の本来の姿というものは魂であり、人というものの拠り所ははっきり言ってしまえば霊界という別の次元にあるのです。


さて、昨今世間では自身が宇宙由来の魂であると認識している人が以前に比べてとても多くなってきていますし、書籍やYouTubeなどを見ていると宇宙からの高次元のメッセージを発している人も結構みえるようです。


そういった類いでよく世間に知られた話で、一般的にその名が浸透しているものでは、ダリル・アンカというアメリカ人が、UFOを目撃した事をきっかけにチャネリングする能力が備わり、バシャールという知的生命体と交信出来るようになったというものがあります。


バシャールとは惑星エササニという地球から500光年離れた星に住んでいる個人ではない集合意識体であり、エササニという星も物理的には不可視であると言われています。


日本においても、このバシャールのメッセージは精神世界のニユーエイジ系の人々には非常に支持されており、バシャールの信奉者も沢山みえるようです。


自分のことになりますが、物心ついた頃から霊的な摂理に対する探求心が芽生えていて、本当にいろいろな書物も読み、経験もさせて貰いました。


しかし自分の若い頃には、宇宙由来の魂であるという言い方をする人は知りうる限り全くといって良いほど居りませんでした。


これはあくまでも仮説ですが、このバシャールという存在もひょっとしたらダリル・アンカという人の作り出した想念が具現化したものではないかと思っています。


宇宙由来の魂であるとか、宇宙からのメッセージやハイアーセルフという言い方をする人が昨今沢山みえますが、その様な概念はダリルをはじめとするアメリカのニユーエイジ系の人達が言い始めてから日本に浸透していったのは系譜的に言っても事実であろうと思われます。


これはある側面ではアメリカ系のニユーエイジャーの人達の想念が、日本ならずとも世界中の感応した人達に意思を以て伝わっていったということなのですね。


では人の本質とも言える霊的な摂理と、宇宙由来の魂やそういったことに類する事柄との関係性については、果たして何の因果関係も無いのでしょうか?



この話はいよいよ大事な後半に続きます、お楽しみに。



コメント

このブログの人気の投稿

わが町の隠れ吉利支丹にまつわる話 その八

わが町の隠れ切利支丹にまつわる話 その十