霊媒体質の人々 其の三十二 宇宙由来の魂について考える 最終章 Ⅲ

前回の話の続きを書く前にそれに繋がる大事な事をまずは書かねばなりません。


それはいわゆる魂の故郷である霊界の事です。


霊的な摂理についての話になりますが、自分は人生のある時期に劇的な体験をしてから(とても長くなりますので詳細については割愛させて頂きます)、我々が今肉体を以て生きているこの世界が、霊的な摂理の影響を受け密接に関わりながら成り立っているのだということを知ったという気付きが過去にありました。


何度もお話している通り、我々が今住んで居る世界と魂の世界、所謂霊界とは次元が違うのですが、霊界にもそれぞれの魂の拠り所となる様々なステージがあり、次元(ステージ)がみな違っている訳です。


そして霊界では高次元の存在がそれより下の次元に干渉することは出来るのですが、下の次元は決して上の次元を垣間見る事さえ出来ません。


それはつまり波動が違うからです。


霊的な世界と宇宙の摂理もまた写し絵の様にまったく同じ道理で成り立っていますから、我々の地球と宇宙もまた我々の世界と霊界のように多次元構造になっている訳です。


さて、やっとこの話が繋がってきます。


自分はSさんと関わる様になってから、何故自分にはUFOが見ることが出来なくてSさんには見えるのだろうとずっと考えていました。


S さんが住んでいる地域には山が有りますが、彼女に言わせればそこには頻繁にUFOが飛来して来るそうで、これはなんとなく自分には理解する事が出来ます。


おそらくその山に関わる土地や磁場の因縁がUFOに関係しているのでしょう。


しかしSさん同じ地域に住んでいる他の大勢の人達にとっては、UFOなど決して見ることが出来ません。


自分も結局は同じことで、あくまでも三次元の肉体を持った制約された視覚、感覚でUFOを見ようとしていた、というよりもこれは三次元的な眼でしか自分には見れなかったという事なのです。


しかし彼女にはそれを見ることが出来る素養が備わっていたということです。


彼女が見ることができたUFOは、あくまでも三次元的なものではなく、それよりも高い次元の別の次元の存在だったのでしょう。



これに関連する話で、無農薬の自然農をやっている方であれば知らぬ人は居ないというほど有名な、リンゴの木村秋則さんという方がみえますが、彼にはUFOに乗ったという経験があり、彼の本にもその事についての顛末が書かれています。


また、スウェーデンの偉大な科学者で神学者であり神秘主義者でもあったエマヌエル・スヴェーデンボルグという人は、霊界について詳しい方であればご存じかと思いますが、彼は生きながら霊界を見て来たと言う霊的体験に基づく大量の著書、「霊界日記」で知られており、自らが幽体離脱をして垣間見た霊界の様相をつぶさに書き記しています。


木村さんの場合も、彼が三次元的な世界でUFO体験をしたということではなく、おそらく違う次元軸での世界のことだったのでしょう。


自分流の言い方をすれば、彼は幽体離脱をしてUFOに乗ったという事になるのかもしれません。


そのように考えれば、どうりで肉体の制約を受けた人達にはなかなかUFOを見ることが出来ない訳です。



続く




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