霊媒体質の人々 其の三十三 宇宙由来の魂について考える 最終章 Ⅳ

しかしまた、霊的な摂理にこの事を当てはめると、UFO等の宇宙存在が我々の三次元世界に干渉することは、やはりいとも容易いという話になります。


ここで話がややこしくなるのは、自分達よりも高次元の宇宙存在と言えどもそれがはたして善なる存在であるのかどうかはわからないということです。


霊界ではステージが上へ上がるほど波動が精妙になり、下へ下がれば下がるほど荒い波動になりますが、ある意味そうであれば分かりやすいものの、宇宙由来の存在が我々に干渉する場合その存在がどのようなものなのかは我々にはなかな理解出来ず、そのメッセージを安易に鵜呑みにするのは危険であると言えるのかもしれません。


また一部の人達の間では、レプテリアン(爬虫類人類)、これは宇宙由来の存在の一種なのですが、彼等が我々のなかに混じって活動しているという話もあります。(レプテリアンの存在は結構指摘している人達も多く、悪魔崇拝の儀式にに繋がっているという話もあります)


これはあながち荒唐無稽な話でもなく、そもそも人間は猿から人類に進化する過程に於いてどうしても辻褄が合わない部分があり、自分はひょっとしたらその過程で高次元の宇宙由来の存在の干渉が有ったのではないかと思っています。


世界各地でも神の存在や神話といわれるもののなかには、宇宙人や宇宙船を連想させるものが沢山残されています。


所詮人の歴史など、宇宙の悠久なる時間軸からすれば一瞬のうたかたのようなものですし、それに次元の要素が加われば人の科学や歴史などで解明出来た部分などたかがしれており、人間の進化の営みにまつわる全体像は、実は遥かにその様相が奥深いのです。
(これらの話については、詳しく書き出すと膨大な量になってしまいますので、またの機会にさせて頂きます)



巷ではSNS 等で高次元の宇宙存在という言葉がけっこう頻繁に飛び交っており、安易にそれを売りにしている方がみえますが、自分はそれをどちらかと言えば懐疑的な目で見ています。(理由は後から述べます)


また、ここでそういった人達の先駆け的な人物として、ダリル・アンカについて言及させてもらいます。


彼が宇宙存在とコンタクトを取れるようになったのはそういったセミナーを受けてからだそうで、彼に限らずアメリカ系のライトワーカー、ニユーエイジの人達は高い講習料を取ってビジネスをしている場合が非常に多く、ここ日本に於いてもそれ系の流れを汲む人達はすべからくそのスタイルを踏襲している方達が多い様に見受けられます。


世間でよくあるのは、いつまでに次元が変わるだとか、変わる次元に取り残されない様にこちら側の人達になりましょうと言ってセミナーをやったりしている場合ですが、自分に言わせればそんなものを受けたところで容易くその人の何かが変わる訳ではありません。


それを(大層な)受講料を払って受ける暇があるのであれば、今の人生を、それがその人にとってたとえ過酷なものであったとしても、めげずに前向きに一生懸命生きた方がどれ程魂の昇華(高い次元)に繋がるかという話で、それが肉体を持った人の生きる意味でもあるのです。


そして霊的な摂理に照らし合わせて言及させて頂くと、高次元の霊的存在であればあるほどそのメッセージは我良し、我欲の世界とは真反対の利他に富んだものであり、今のアメリカを支配している極端な物質至上主義的な価値観とはまったく相容れない形而上のものこそが霊的な摂理に照らした霊界での価値観なのです。


さて、このトピックも長くなりましたのでそろそろ閉めなければなりません。


自分は経営していた会社をやめ、人間関係もガラリと変わってしまったので、S さんとももう何年も長いこと会って居ませんし、連絡もしてはいませんが、今でも彼女は希に見る特異な存在で有ると確信しています。


彼女についてはまだ他にも過去世にまつわる話や、サイババのような話もあるのですが、今回は宇宙由来の話であるのでそれのみに留めておきます。


また、書き留めた内容については、彼女以外の第三者には絶対にわからないと思いますが、もしもたとえ彼女がこのブログを読んだとしても、彼女であれば自分の意図するところを瞬時に理解してもらえると確信していますので笑って許してくれる事でしょう。



宇宙由来の魂について考える 終わり

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