医療と薬(ワ〇〇ン)身体の相関関係 食について考える 番外編  中編

そのような人達にとっても、人生で何らかの重大な悩み事などにぶつかった場合、一部の人達はたとえ信じていなくても霊能者に頼ったり、将来の予言に一喜一憂したり、また別の人は過去世を興味本意から知りたがったりします。


そもそも人生に於いていろいろな悩み事や問題が起こって来るのは、自身の作り出した原因に起因する場合や、前もって魂が意図して生まれてくる場合が多く有りますし、若しくは因果律の揺り戻しのために過去世のやったことが今世に具現化するということも多々あります。


もしも霊的な摂理の機微に触れた人達が居たとして、その事を知った人と信じない人達の割合が大きく変わることが有りうるでしょうか?


自分は数十年前から霊的な摂理について考え、模索し実際に人生で折に触れて体現してきましたが、未だに明らかに変わったという認識は残念ながらあまり実感出来ず、答えは否、と言わざるを得ません。


別の二、三の例を挙げましょうか。


過去のブログでは香害について身内を例に詳しく取り上げましたが、家の両隣や奥の家にも香害に苦しんでいるということを周知したにも関わらず、未だに時折合成洗剤や柔軟剤を使っています。


右隣の人には、香りが駄目なら引っ越ししたらどうかと言われしまいました(笑)。


前回お話しした通り我が家にはテレビがありませんので通常CM などを見ることも無いのですが、仕事の関係で週に一度だけ夕方以降テレビを見る(というかそこにテレビが常についている)機会があります。


そこでは視聴率の高いゴールデンタイムに、K〇や L〇〇〇、P〇〇といった大手の洗剤メーカーが香の強い柔軟剤や合成洗剤のCMを有名タレントを使って頻繁に垂れ流していて、しかもそれがとても良い香であるかのように視覚的に非常に強く訴えるものなのですね。


すでにご存じの方も多いと思いますがそれらの洗剤にはとても有害な化学物質が含まれており、さらに強い香りのものは非常に細かいマイクロカプセルになっていてそれが弾けて人体に直接吸い込んだり、経皮毒として皮膚を通して体内に有害な化学物質を取り込んだりして血流に迄浸透し、肝臓や子宮などの内蔵に溜まるということがわかっています。


さらに悪いことにはナノ化されたマイクロカプセルは下水処理場で完全に取り込むことが出来ずに川や海へ流され環境や自然を汚染する原因となっています。


そしてそういった洗剤で洗った衣類は化学的な香りが衣類の繊維に付着してしまうためなかなか匂いが取れず、その服を着て移動することによってさらに別の場所に香りを撒き散らすと言う悪循環の構図が出来上がっています。


EUでは一部の香りについては既に規制対象になっていますが、日本ではやっと国会などで昨年取り上げられ始めたものの、公共の場ではなるべくそのような洗剤を使わないようにしましょうという自治体が少数出てきた程度で、規制するどころかはっきりいって未だに野放し状態であるというのが日本の現実です。



知ってみえる方も有るかもしれませんが、日本にはカナリヤの会というグループが存在し、それは香害に苦しむ人達の集まりの名称で、柔軟剤や合成洗剤の害について啓蒙活動を行っているのですが、何故そのような名前がつけられているのかご存じでしょうか?


その理由は以前は炭鉱などで、カナリヤが一酸化炭素中毒の検知器の役割として実際に利用されていたのです。


香害に苦しんで実際に症状が出るほどの人はいろんな統計がありますので正確には出ていませんが、だいたい3~5%位(やはり)ではないかと言われており、症状は無くとも香りが不快だと感じる人達をカウントすると全体の一割強程居るのではないでしょうか。(自分も以前は全くわかりませんでしたが、今では身内のお陰で結構感じるようになりました)


それから香害と花粉症などのアレルギーを混同している人が意外に多く、そういった人は体質を変えれば良い等と見当違いなことを言われますが、そもそもその二つは全く別の代物で、花粉症は天然由来のものであるのにたいして、香害は利潤追求のために化学的に生み出された有害物質なのです。


香害に苦しんでいる人達は、カナリヤのようになにも感じない人達の身代わりとなって、将来的に彼等にも重篤な副作用が出るのかもしれないということをその身を以て我々に警鐘を鳴らしてくれているのです。



続きます。




































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