医療と薬(ワ〇〇ン)身体の相関関係 酒と煙草について考える その三

このブログを始めるに当たって最初の方でお話しした通り、その内容については自分が実際に人生で体現した事と、自分が真実であると認識している事を中心にして書いておりますので、今から書くことも一切の脚色無しで淡々と書いていきます。


今でもハッキリと覚えていますが、人生で初めて煙草というものを吸ったのは中学一年になって暫くしてからでしょうか、同級生の悪ガキと町のとある大きな公園の裏山で、近所の自販機で買った煙草を吸ったのが最初の体験でした。(昔は誰でも煙草の自販機で何の制約もなく買えたのです、勿論違法でしたが)


しかしそこで何本か吸った後、猛烈に吐き気がして来て気持ち悪くなり、のたうち回ったのを今でもハッキリと覚えています。


そこで身体に良くない物だとキッパリ止めておけば良かったものを、余った煙草をチョロチョロと吸ってその後もまた買ったりしているうちに、いつしかしっかりと一端の煙草飲みになってしまい、それから数十年の間煙草と付き合う事となりました。


高校時代にはまだ一日一箱位で済んでおりましたが、大学の時には炉端の店で皆で酒を飲んだ時や、パチンコに行ったりした折に余計に吸ったりした為更に本数が増え、社会人になってからは今にして思えばストレスを感じていた為なのか、徐々に吸う本数がまた増えていき一日に二箱を越えるようになってしまいました。


その様な状態が三十年近くは続いたでしょうか、一時期には毎日50本かそれ以上は吸っていたと思います。


世間で所謂チェーンスモーカーというやつで、一本吸って消したらまた直ぐに次の煙草に火をつけるという、まるでチェーンが繋がるような繰り返しが毎日休むことなく、365日続いていました。


初めて煙草を吸ってから計算すると最初の数年は本数が少なかったものの、ほぼ四十年近くその様な状態が続いた訳です。


しかし毎日惰性のように煙草を買う訳ですから、煙草代も塵積で一月にするとバカにならず、更に年間分を計算すると更にビックリするような金額になり、何だかまるで自分は煙草を買うために働いているのではないかというような気分に段々なってきていました。


それとやはり立派なヘビースモーカーの部類に入る訳ですから、身体の調子も何だか良くないなぁという自覚があり、何回トライしたのかはハッキリと覚えてはいませんが、吸っている間には何度も繰り返し禁煙は試みていました。


まずは禁煙パイポに始まって、それに挫折すると他のメーカーのものを探してまた失敗に終わり、次に禁煙アメの類いもいろいろと試してみましたし、薬局へ行ってネオシーダーという医薬品の部類の煙草のようなもの(滅茶苦茶不味い)を見つけて試したりもしました。


しかし煙草というものは大麻よりも非常に強い習慣性があり、自分のようなヘビースモーカーにとってはニコチンが切れたことによる禁断症状もそれはもう並大抵ではなく、ことごとく失敗に終わりました。


ただ一度だけ何とか禁断症状もクリアして一週間位禁煙が続いた事があり、これでやっと煙草とおさらば出来るのかと思いきや、ある知り合いがタイミング良く? 海外へ行ったお土産で煙草をどっさり買ってきて、手元にあった煙草を見るうちに結局はその誘惑に負けてしまいました(笑)。



次は煙草にまつわる不思議な体験をお話します、お楽しみに。






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