医療と薬(ワ〇〇ン)身体の相関関係 日本の医療制度について考える 一

日本の医療問題については薬の占める役割に密接な関係があり、特に今回のワ〇〇ンはそれに絡む利権を共有するものたちに対して、某自〇党政府は総花的に百兆円近くの予算をばらまいた訳ですが、これらの問題を個別に一つずつ検証していくとおそらく膨大なブログの量になってしまいますので、今回はなるべく関連付けながら簡潔に語っていこうと思っています。


この話については別の機会にも定期的に取り上げていくつもりでおります。


日本の医療制度と言えば、何と言ってもいの一番に改革しなければならないのは国民皆保険制度です。


皆さんご存知の通り、これからの高齢化社会に向けて医療費はますます増大していくのが規定路線のようになっておりますので、年金と共にもはや医療費についてもパンク寸前という状態であり、特に若い人達の世代にのし掛かる将来的な負担のことをを考えると本当に心配になってきます。


何故ここまで医療費が増大していったのかということについては、人口ピラミッドの推移も確かに相関性は有りますが、やはり日本の医療制度のシステムが機能しなくなってきているということにも問題の根本原因があると思うのです。


自分が知っているある病院の話ですが、そこの病院にかかると大量の薬を処方されるという話で、自分も実際に一度受診したことがあり、世間の噂通り大きな袋に二つ分の大量の薬と検査キットを渡されてその量の多さに驚いた経験があります。


そのキットを渡された時には、これは少し大袈裟なのではないかと一瞬思いましたが、検査の結果については案の定、異常は無いというものでした。


そしてその病院は地元の世間の人達の話では、どちらかと言えば手術を勧めると言われています。


確かに病院内の様子をよく観察してみると物凄い数のスタッフが居り、そこでは沢山の医師や看護師をはじめとする医療従事者、事務方、雑務のスタッフ、薬剤師、その病院に駐車場として土地を貸している地主の人達等々、その病院で就労したり係わっている大勢の人達の収入や生活の事を考えると、病院経営というものも傍からみて本当に大変なのだろうなぁとつくづく感じておりました。


そしてその病院の理事長とは、実は自分は同級生で青春の多感な時期を彼と共有しており、その頃の懐かしくも楽しい思い出は本当に沢山ありますけれども、学生時代以降、人生での彼との接点は殆どといって良いほど有りませんでした。


しかし唯一、十年程前に自分の身にある大事件が起こって奇しくも彼とは数十年ぶりに関わることとなり、そのドラマのような顛末についてはまた別の機会にでも書こうと思っております。


彼はおそらく祖父の代からの医者の家系で、地元でも非常に名の知れた病院の家柄でしたが、彼の代でその病院の規模や医療設備も格段に最新のものに整備されたことを鑑みると、事の子細はともかく彼の経営者としての手腕については並外れたものがあったという事に全く異論はありませんし、非常に同級生として誇りに思い、評価もしています。


しかし別の面から医療と病院の関わりについての問題点にフォーカスをすると、日本の医療制度の負の連鎖を端的に表している一則面が浮き彫りになり、それは薬を処方しないと儲からない、病院経営が成り立たないという点数制度にも問題がありますけれども、かたや医療行為者の側だけではなく患者の側にも実はいろいろな問題があるように思うのです。



続く




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