フリマの戦利品
今日も気温が午後からけっこう上がりそうなので、朝早めに近くの桜で有名な「大野極楽寺公園」迄ペットの散歩に行ってきました。
園内の散歩のコースで、ちょうどフリーマーケットの準備をしている人達が居り(月一回の開催なのか?)、その中に骨董品を出していたおじさんがいてこれを見つけました。
木の手桶、タガが少し緩んでいるので水を入れて使うのは漏れてしまい無理ですが、物入れやプランターカバーとして利用出来そうです。
取っ手の部分まで40センチ位ありますのでまずまずの大きさです。
ちなみに下に写っている台は、大正時代に使われていた将棋差しの縁台で、津島市というところの骨董屋で購入しました。
丸いザル、直径60センチ位ある大きなもので、物凄く丈夫に作られています。
手箕(てみ)、農作業でもみ殻を選別したり、運搬に使ったりするカゴ。縦が50センチ位あります。
昔のお百姓さんは皆さんこれを使っていました。
かご類は、お隣の扶桑町というところの古いお百姓さんの納屋に有った物だそうです。
おじさん曰く、おそらく明治時代のものでどう見てもあまり使われた形跡もなく、色焼けはしていますがまるで新品のようなコンディション、さらに昔の日本の籠職人さんの手編ですからいかにも丈夫そうで見た目の品質も最高級、まさに職人技の逸品という感じです。
今、ホームセンターなどで売られている某中国製の物など(ディスるつもりは非ずとも事実だから仕方がない)比べるべくもありません。
もしも同じ大きさ、品質の作りの手箕を、新品の日本の籠職人さんの手編物で探せばおそらく大一枚では絶対に済まないのではないかと思います。
自分には極めて特殊な超能力(笑)がありまして、物などを見ると大体の価値が直にわかってしまうのです。
これはタネ明かしをすると以前やっていた職業で培われたものなのですが、家には骨董の絵皿の食器類や雑貨、昔の家具等ビックリするような値段で購入したものが家のあちこちに沢山有り、だからフリーマーケットはやめられないのです。
ちなみにプロの人達が出店しているような骨董市では、それなりの値段がつけられている場合が多いので、ビックリするような掘り出し物にお目に掛かることはあまりありませんけれども、昔の物を見るのはとてもワクワクしていったいどんな人が使っていたのだろうかと空想も膨らみ、デザインも素晴らしく目の保養にもなります。
さて、アンティークの桶二つと大きな明治の時代物の籠三つを、自分はいったい幾らで購入出来たでしょうか?
答えは皆さん卒倒するといけないので敢えて内緒にしておきますが(そんな値段で買えるんだと勘違いされてしまうと困りますし、自分が只人より少しだけ目利きだったことと、たまたま並べる開店の直前で運が良かっただけなので)、同じものを新品で今買ったとした値段の、おそらくは数十分の一の価格で購入できたとだけお伝えしておきましょう。
今朝はちょうどご先祖様にお線香をあげさせて頂いたので、ご褒美だったのでしょうか(笑)。
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