地元の禅宗寺院の名刹


地元の愛知県一宮市で、最大規模の境内を誇る寺院として知られた妙興寺へ行ってきました。


妙興寺は貞和四年(一三四八年)、滅宗宗興によって創建された寺院で、当時の室町幕府によって厚遇されておりましたが、時代とともに栄枯盛衰の曲折があり、近代にも火災にあうなどして一部の建造物を失うなどしました。


しかし、なおも中世寺院としての遺構も未だに残しており、立派な門や伽藍、境内の敷地の広さなど、地元の尾張地区では禅宗寺院随一と言ってもよい古刹として知られています。




参道からみた総門、犬山城五代目城主であった成瀬隼人が寄進したもの。


勅使門(ちょくしもん)、南北朝期のもので市内では最も古い建造物です。



三十三観音。


本堂。


御本尊、天井の手描きの絵がみえます。


仏塔。


これは仏陀が生まれたネパールのルンビニにある塔を、そのまま模したものだそうです。
ルンビニと言えばネパール人のコックの友達がいましたが、その人はサリックラムと言い、はたして彼は元気でやっているだろうか?


末寺。

臨済宗禅道場、毎月一日と十五日には一般の方が参加出来る坐禅会もやっていますので、興味のある方は問い合わせをしてみて下さい。
座禅は精神がが安定しますので良いようですよ。

境内はけっこう広くて散歩にはうってつけですが、まことに残念なことにワンちゃんの散歩は禁忌となっていました。


眷属が居ないお寺さんでも駄目なところもあるのですね、眷属さんは動物を連れて行くと殆どの場合怒りますので神社ではペットの動物は駄目な場合が多いのです、
神社は神域ですので。


すぐお隣には隣接して博物館もあり、そちらの駐車場も広くて2箇所車を停める事が出来ますので、お寺と博物館、どちらも行かれると良いでしょう。

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