LGBTについて考える Ⅱ メリークリスマスはもう使えない!?

アメリカを代表するビールのメーカーといえば、何方でもすぐにバドワイザーというブランドを思い浮かべると思います。


そのブランドを展開するアンハイザー・ブッシュ社が自社の主力商品であるバド・ライトの広告宣伝のために、ディラン・マルベイニーなる人物を四月からキャンペーンモデルとして起用することを発表しました。


そのディラン・マルベイニーという人は、極左のトランスジェンダー啓蒙運動家として知られる元ミュージカル俳優で、人気インフルエンサーとして活躍しているトランスジェンダーの人物です。


実際に四月から彼女(元男性)がバド・ライトの広告塔として世間に登場すると、アメリカの一般の消費者、特に保守層が一斉に反発し、週を追う毎にバド・ライトの売上が減少していき、一ヶ月で何と26%もの売上減となってしまいました。


世間の不買運動の嵐は相当だった様で、あちこちの小売店でバド・ライトのケースが売れ残ってうず高く積まれた様子をSNSなどに投稿する人達が続出し、このトランスジェンダーとのコラボレーション事業を管理し推し進めていたバドライトのマーケティング担当副社長であったアリッサ・ハイナーシェードは、一時解雇されたのではないかという噂が飛び交っていました。


実際にはこれはまだ正確な話ではなく、休職しているという話も出ていますけれども、彼女の経営判断の誤りによって多大な損害を会社や株主に与えたのですから、おそらく近い将来には彼女はクビになるかもしくは役職を左遷させられるのではないでしょうか。


このような極端な社会の反発が意味するところは、決して性的マイノリティーに対する差別的な意味合いからではなく、アメリカ社会の行き過ぎたポリコレ(例えるなら一時期居たマスク警察のような)の押し付けに対する不満が如何に一般の人達に溜まっていたかということの現れなのでしょう。


こういった事例は他にもあり、ディズニーのカトゥーンで非常に人気のあった「リトル・マーメイド」の実写版の配役に黒人の女性が充てられると分かると、あまりにも行き過ぎた配役の過剰な行為ではないかともの凄い反発を食らっています。


ちなみにオリジナルの主役であるアリエルは赤毛の白人女性ですので、この場合は明らかにポリコレに対する露骨な配慮の配役であったと言わざるを得ません。


そもそもアメリカという国は先の大統領選でも露見したように、GAFAに代表されるマスコミやハリウッドはその殆どが民主党系でありリベラル勢力なのです。


トランプも選挙期間中にマスコミによって徹底的に妨害工作をされたのは周知の事実ですが、そういった風潮は未だに続いています。


ポリコレを社会に無理にでも推し進めたい民主党系の左派やGAFA等のマスコミ、ハリウッドなどがゴリ押しした結果が、今のアメリカ社会を対立させ分断させる結果となっており、政治や経済、社会生活に至るまでその亀裂が深刻になっているのです。



もう一つビックリするようなお話をしますと、アメリカでは最近はクリスマスシーズンに「メリークリスマス」という言葉は使わなくなり、代わって「ハッピーホリデイズ」という言葉が使われるようになりました。


それは何故かというと、「メリークリスマス」という言葉はイエスやキリスト教のお祭りを祝う言葉であり、ポリコレという観点から見ると他の宗教に対しての配慮に欠けているから使わないようにしようということなのだそうです。


しかしこれも上記の話と同じ脈略であり全く無理繰りな話で、キリストを祝うお祭りであるからこそ「メリークリスマス」なのであって、他の宗教の人がその言葉が気に入らないのであれば別に無理に祝わなくてもよいだけの話ではないですか。


誰も強制的に祝えと強要している訳でもないし、こんなことは普通に考えればすぐにおかしいと分かるような話なのです。



しかし今の我が国の政府のなかにはそのようなことを同じように推し進めようとしている人達が居て、拙速に法案を通そうとしている政治家もおりますので、我々は時間を尽くしてもっと深く議論しなければならないということを声高にアピールしていかなければなりません。


有権者である我々は、本当の世の中の真実とは何かということを見極める心眼を養い、日本をミスリードするような政治家はとっとと退場させるべきなのです。


自分は本当に心配しています、数年後には日本でもメリークリスマスは差別用語だからハッピーホリデイズと言おうという馬鹿げたマスコミのキャンペーンが始まるのではないかと。



続く





































速報:トランスジェンダーとのコラボレーション事業を管理していたバドライトのマーケティング担当副社長アリッサ・ハイナーシェードが解雇された模様」

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