苦節○○年 世界に羽ばたく日本のメタルバンド 前編

皆さんは世界的に有名な日本のロックバンドは?と聞かれて、いったいどの様なバンドを思い浮かべるでしょうか?


まあ一般的に知名度のあるメージャーなグループを挙げると、海外で以前から知られているのは X  JAPANやラウドネス、マキシマムザホルモン、ドリアングレイあたりが順当なところで、近年海外で非常に人気があるワンオクロックも海外ツアーを頻繁にやっていますし、バンドメイド、ラブバイツの女性ハードロックバンドは海外公演も行なって高く評価されています。


少し毛色の変わったところではハードロックではないものの、和楽器バンドも海外のコアなファンを獲得しています。


今年でいうと何と言ってもBABY METALがコ○○騒動明けのワールドツアー(ヨーロッパ、アジア、オセアニア、アメリカ主要都市29公演)を敢行して何処も殆どソールドアウトというとてつもない集客を集めており、観客の動員力で言えば彼等は今一番勢いがあるのではないでしょうか。


(BABYMETALについてはメタルバンドと呼ぶことに異論が有るという事は重々知っていますが、今となってはそれも偏見といえるもので、今のBABYMETALは以前とは全く別のグループと言っても良いほどの完成の域に達しており、この事については別の機会にトピックを立てて詳しくご紹介しようと思っています)


今回のお話の主人公は、今年になって自分が見ているYou Tubeのアルゴリズムで突然お勧め紹介されてから観るようになり、自分がその沼にどっぷりとハマったバンドについてなのですが、名古屋大須にあるエレクトリックレディランドというホールで10月18日にそのグループのコンサートツアーがあったという事で、皆さんに是非ともそのグループやライブの様子を紹介したいと思います。


そのバンドは「人間椅子」という非常にコアなバンドで、最近けっこう巷では知られてきていますから皆さん既にご存じの方もあるやも知れませんが、これがなかなか日本的なテイストの唯一無二と言ってもけっして大袈裟ではない個性的なバンドなのですよ。


そのバンドをYou Tubeで見始めた頃からコメントなどもチェックしていたのですが、そのどれもがやたらと海外からのコメントが多く、しかもその殆どが大絶賛状態なのです。


これは最近の海外での日本ブームも関係しているとは思うのですが(彼等のステージ衣装も和のテイストで極めて独特)、如何に彼等が海外で高く評価されているかという証でもあり、実際人間椅子は数年前にはその海外の人気を受けてヨーロッパツアーを敢行しています。


エレクトリックレディランドの正面入口。
キャパはオールスタンディングで400人位は入るでしょうか? 
今回はほぼ鮨詰めの満員状態でした。



このホールは大須観音から徒歩で一、二分の近場にあり、当日はコンサートの入場時間より一時間以上早く現地に着いてしまいましたので、大須観音に立ち寄って観音様の御参りをさせて貰いました。


あたりは既に暗闇につつまれており人影もまばらでしたが、そんな時間でもやたら海外の観光客らしき人達(アジア系)が居たのがとても印象的でした。

金剛力士立像、向かって左側。

金剛力士立像、右側。

聖観世音菩薩が祀られた本堂、中では撮影禁止でしたので外から写させて貰いました。


入場の様子、チケットの番号順に呼び出されて写真には写ってはおりませんけれども、長い行列が歩道橋の上まで続き入るのに30分以上掛かりました。

ホールのなかの様子、後ろの方からでもけっこうステージをハッキリと見ることが出来ます。



「人間椅子」ならびにライブレポートはまだまだ続きます、どうぞお楽しみに。

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