特別寄稿 日本人として生まれるということの意味

皆さんは海外の大多数の国の世界地図をご存知でしょうか?


日本という国は我々が見慣れたような世界の真ん中辺りにあるのではなく、世界から見ると東の果て(ファーイースト)にあるのです。


一般的には日本人のルーツは縄文系と弥生系に大別されていますけれども、実はその地形の特性故にあらゆるところからやってきたいろいろな人達がこの列島には集っています。


中国大陸や朝鮮半島だけではなく、太平洋の島々や東南アジアから渡ってきた人達、北方のシベリアから降りてきた人達、大陸からも遥かアラビアやチベット辺りから移動を重ね、東の果ての日本列島へと辿り着いた人達、それらの人達が渾然一体となって差別もなく共存していって出来あがったのがこの日本民族なのです。


歴史的に見ると中国や朝鮮半島の文化的な影響も確かに受けて来た訳ですが、その地理的な特殊性からそれらの文化やその他の民族の文化をも吸収して今の日本独自の文化というものを熟成させ形成してきました。


その文化のなかでも特筆すべきなのは、日本人としての精神性というものがとても重要な要素になっています。


暫し時を隔てて、西洋文明が日本と接点を持つようになり、彼等は他の有色人種国家と同じ様に日本に対してもキリスト教を仲立ちとして支配を強めようとしましたけれども、秀吉の切支丹弾圧により結局その野望は潰えることとなりました。


しかし彼らとの関係性はその後も細々と続き、幕末から明治の文明開化によって物質文明の波が一気にこの国に押し寄せることとなりましたが、日本人としての精神性は未だその時点では保たれておりました。


それが先の大戦により日本は敗戦し、占領政策によってアメリカの支配を受ける事となり、それまで我々が長らく培ってきた独自の精神性は今日では脆くも崩れ去ろうとしています。


戦後の与党の礎をつくった主要人物や社会的に影響力を持った名だたる人物達はCIAのエージェントが少なからずいたというのは周知の事実ですし、戦後の混乱期に起こった不可解な事件の背後にはCIAの暗躍があったというのも歴然たる事実なのです(ここでは個別の案件について書くと長くなりますので割愛します)。


そして戦後から現在に至るまで日本の政治を握ってきたのは、誠に残念なことにアメリカの意向を受けた今の与党であり、同じくアメリカの言うなりの官僚に操られた政府なのです。


今迄に散々書いてきましたのでここで細かく列記することは致しませんが、歴代総理や今の○田内閣の政治手法をつぶさに検証すれば、まさにアメリカの意のまま、言われるままの政策をしているのは歴然としています。


更に歴代の政権は大手企業や利権が絡んだあらゆる組織の利益の代弁者であり、昨今の円安放置も多くの上場企業は空前の利益を上げて内部留保に余念がありませんが、我々庶民にとっては再三に渡る物価高を余儀なくされて、更に社会保障費やインボイス制度、税金等が重くのし掛かり、この期に及んで財務省は更に投網に掛ける様に消費税をさらに上げようと目論んでいます。


この政党の利権側に属する方達は、自分達に利益がもたらされるのでそれで良いのかもしれませんが、この状態をそのまま放置するのであれば本当にこの国はどっち着かずの中途半端な国に落ちぶれていってしまいます。


更に悪いのは、この日本という国が神代の昔から培ってきた民族魂としての霊性の高さや素養が、アメリカの支配を受けることによって如何にも三次元的な低次元の精神構造に取って代わられようとしている事であり、彼等の物の価値観が至上命題であるならば、我々がご先祖様から脈々と受け継いできた精神性のバックボーンが崩れ去ってしまうことにも成りかねません。


自分は今回日本人としての生を受けて、日本人の霊性の高さというものをひしひしと感じておりますし、霊的な尺度でみてもそれははっきりと言えることなのです。


霊界では日本という国に転生したいという霊人達が沢山おり、正直申しますと日本人として転生出来るという事は霊的にみると本当に幸運なことなのです。


魂の出自の関係から、自分は外国人としての目で今の自分を観ていますので(ややこしくてすみません)、その事が本当に良く分かるのです。


我々日本人は御先祖から受け継がれてきた民族魂に刻まれた霊性というものを今こそ発露させ、今こそ物質的な欲望の価値観のくびきから己を解き放たなければなりません。


我々に残された余裕は誠に残念ながらあまり残ってはおりません。



追記

アメリカという国はヨーロッパが出自の資本家やユダヤ系資本家達が国家の経済を牛耳っており、ある側面においては彼等の価値観の意向に沿って国そのものが動かされているのです。


歴史の面に於いても太平洋戦争然り、キューバ危機やベトナム戦争も同じ系譜ですし、近年でも911テロやイラク侵攻、アラブの春、最近ではロシアとウクライナの戦争も実はロシアの天然資源の利権に絡んだアメリカとロシアの代理戦争なのです。


また今年の秋に突然始まったガザ地区でのハマスとイスラエルの戦闘は、その種を巻いたのはイスラエル側であり、イスラエルイコールアメリカですから、アメリカはハマスの後ろ盾であるイランという国を抹殺したくて仕方がないのです。


こうやって彼等は今迄に幾つもの戦争を世界に対して仕掛けてきたのです。


それはいったい何故か、即ちそれは物質的な経済的価値観の成就の為です。


彼等の正体は所謂ネオコン、軍産複合体といわれる連中であり、その背後にあるのはディープステイト、グローバリストとも言われる金融資本家達です。


我々日本人はもうその様な低次元の世界とは一刻も早く決別し、日本人としての霊性を世界に向けて示していかなければなりません。


今こそがその時なのです。













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