今年は辰年、龍神の年 追記

今回のお話はとても大切な内容を含んでいますので、慈悲ともご覧になって下さい。


前回、石川県の能登半島地震の発生時刻を午後三時頃とお伝えしましたが、実際には四時過ぎに発生しており、それと今朝の出勤途中のラジオで聴いたところによると、最初は震度5だとネットで伝えていたものが実際には震度7だったそうで、今回の地震は非常に大きな地震だったのだとあらためて驚きました。(すみません、うちの家にはテレビというものが有りませんのでリアルタイムの情報が入ってこないのです)


今回、能登半島の先端を中心に、判明しているだけでも百名以上の方が亡くなられたそうですが、行方不明者の数を勘案すると死傷者の数は更に増えると予想されます。


亡くなられた方達がすみやかに魂の故郷へ帰られ、どうか平穏を得られますように御冥福を心より御祈り申し上げます。


前回にも書きましたけれども、昨年連れあいが岐阜県の白川町に移住して自分は仕事の関係で愛知県に残ることになりましたが、一人暮らしをするようになって、出勤時や寝る前には万が一の事態に備えて必ずガスの元栓を閉めるようになりました。


今回の能登半島の地震でも火災が発生して市街地が焼けてしまいましたし、以前に起こった阪神淡路大震災では神戸の下町がまるで空襲でも受けたように丸焼けとなってしまいました。


そもそも地震というものはいったい何時来るのか、果たして昼間なのか、真夜中なのか誰にも全く分かりません。


確かに揺れや津波も怖いものですが、揺れは建物の耐震構造によってある程度は軽減出来ますし、津波は高いところへ行けば回避することが出来ます。


しかし火災については、家を動かすことも出来ず何としても出火元になることだけは避けなければなりません。


不測の事態に備えてせめて長時間家を空ける場合には、ガスの元栓を閉める習慣だけはつけたいものです。


今回の地震でも大きな火災が発生したというニュースを聴いて、たまたまガスの元栓を閉めるという習慣が偶然ついたものの、ますますその必要性というものを感じました。


それから地震が発生した場合にインフラで真っ先にやられるのは電気、そして水道、ガスの順でしょうか。


ですから水のある程度の備蓄とカセットコンロはやはり必携で、特にカセットコンロは冬の鍋料理には大活躍しますので、たとえ地震が来なくても備えておいて決して損はありません。



以前に移住の経緯についてはトピックを立てて詳しく書きましたけれども、そもそもは連れあいが、昔から大自然のなかで畑で野菜を作りながらゆったりと暮らしたいという夢があり、あちこち散々探した末に岐阜県白川町の黒川というところに行き着いた訳です。
(それに加えて彼女の場合、合成洗剤による香害や除草剤に悩んでいたということも街から離れる大きな理由だったのですが)


ですから移住先を決めるのはあくまでも彼女自身であって自分は傍観者だった訳ですけれども、実は白川町の黒川というところは周りを山に囲まれて開けた盆地のような地形で、とても岩盤が硬くて大きな地震の心配があまりないと言われているところなのです。


しかも標高も500m以上あり、人口が少ないために家もある程度離れて点在している状態ですので、津波や火災の類焼(他所から出た火事によるもらい火)の心配もありません。
(但し土砂災害の危険がある山際の地域がごく一部にはありますが、これは日本の国土の大部分が山ですので、あまりにも急斜面の直ぐ際に建てられた家については地滑りの可能性を考慮しなければなりませんが)


結果的には、移住した先は地震対策として正にうってつけの場所だった訳です。


しかし今回彼女は地震を考慮して移住を決めたという事は一切なく、自分としてはちゃんと導かれたのだと思っています。


いま自分が住んでいる一宮というところは、西から北にかけて大きな一級河川が三本も連なっており、その堆積物によって出来上がった地形ですので、地震に対してはまったくといってよい程盤石ではありません。


もしもそう遠くない将来に東南海や南海地震が起こったら、自分は生まれ育ったこの土地を離れなければいけなくなるということが有るのかもしれません。


このブログをご覧の読者の方はおそらく全国にみえると思うのですが、誠に残念なことに、この日本では地震について絶対安全な場所であるというところは実は殆ど無いのです。


そこで特に太平洋側の沿岸部にお住いの方は、ご家族や身内同士で普段から地震についてよく話し合って頂きたいのです。


備蓄は勿論のこと素早く持ち出すべきもの、退避のルート確認と何分で安全な場所へ行けるのか、万が一携帯などが使えない場合は連絡や落合う場所をどうするのか等々シュミレーションしなければいけないことは幾らでもあります。


事前にしっかりと話し合って意識しておけば、将来の運命を必ず好転させることが出来ます。


そして皆さんが同じ想念を共有して危機意識を持つことにより、来たるべく現実世界で起こる出来事も変えることが出来るのです。


これは霊的にいって本当のことなのです。


終わり








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