夢について考える その四 自分がみている変った夢

世間では時折耳にする話ですが、ある人達の価値観では、貴重な人生のうちの約1/3の時間を睡眠に充てるというのは如何にも勿体ないので、なるべく起きていろいろな事を経験したいという人が居ます。


いわゆる、寝る間を惜しんで何かをするというやつですね。


しかしここ半年かそれ以上かはわかりませんが、自分は睡眠についてはこれとは全く逆でして、毎日眠る(夢を見る)ということが楽しみで仕方が無いのですね。


この年になる迄の人生、本当に毎晩の様に何千回か、下手したら万を超えるような様々な夢をみてきたのでしょう。


特に若い頃の夢で今でも良く覚えているのは、地面を思いっきり全力で走っていると急に身体が浮き上がってきてそのままグライダーのように空を飛び続けるという夢です。


眼下に広がる大地の景色を眺めながら空を浮遊するという夢は、何度となく繰り返し見たことがあり、目が覚めてからも物凄く気持ちが良かったということを未だに覚えています。


この夢というものについては、既に世界中の多くの科学者達がいろいろな角度から研究や分析をしておりますので、それについての書籍も沢山出ている訳ですが、どのような夢を見たときにその人の深層心理は一体どのように解釈出来るのかという、一種の「夢判断」の類でその時の心理状態を理解しようとする学術的研究もなされています。


しかしながら、これは、ある特定の地域のある人種の人達で同じ様な社会習慣や宗教を同一にする人にとってはある程度類型化出来るかもしれませんが、夢というものは本来、それぞれの魂や体現したことが全て違うように、人それぞれもっと個別的でパーソナルな体験なのです。



自分がここ数ヶ月の間に見る夢には、ある特徴があります。


まず、自分が見ている夢の世界に出てくる登場人物は、たまに自分が知っている人が一人位出てくることもありますが、殆どの場合、全く知らない人ばかりです。


しかもそれが結構大勢で、それぞれ顔やある程度の性格もあるんですよね。


そして夢には何種類かのいろんなパターンがあり、定期的に同じシチュエーションの夢を飛び飛びでみるのです。


こちらの現実の世界では、我々は同じ様な状況で同じ様な周りの人達とともに肉体を以て毎日生きている訳ですけれども、夢の世界の中でも同じ様な感覚で生きているような感じなのです。


ですから、説明が少し難しいのですが、何かTVの連続ドラマのストーリーを自分が生きているというような不思議な感覚なのですよ。


起きるたびにそのような夢を見ているようになって、眠る(夢を見る)ということがとても楽しみになってしまいまして、段々と少しずつ寝るのが早くなっていき、今では下手したら夜の七時頃に寝てしまうこともあります。


そんな早くに寝た日には、当然ながら起きるのが未だ部屋が真っ暗な三時半とか四時になってしまいますので、まるで江戸時代の農民の様な生活をしています(笑)。


それと自分の場合夢の話をする時には、幸か不幸か自分が前立腺肥大という持病を抱えていますから、尿道が詰まることによる頻尿の症状の為に通常の状態でも一晩に最低二回はトイレへ起き出さねばならないのです。


ですので、尿意をもよおしてたまたま起きたその時に見ていた夢をリアルに覚えている事が多いのですね。



以前にはこのような夢をみていたという記憶はあまりありませんので、この半年か一年のことだろうとは思います。


皆さんは普段どのような夢を見られていますか?


なかには夢の中に懐かしい既に亡くなった身内などが現れて、虫の知らせ的なことを経験したり、予知夢等を見られたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。


自分のつれあいは、夢の中に既に亡くなった親が時々出てきて、何か意味有り気な話しをしたりする事があるそうです。



次回は、少し前の話になりますけれども、自分が実際に体験したちょっと不思議で面白い(霊的な)お話を皆さんとシェアしたいと思います、どうぞお楽しみに。





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