夢について考える その六 ある霊的素養のある先生の話

今回のトピックは、前回の最後に登場頂いたチャイナペイントの先生のことについてもう少しだけお話をさせて下さい。


この先生については、過去のブログでも既に書いてはおりますけれども、それ以来ブログの読者の方々も増えていますので再度ご登場願った次第です。


先ず、チャイナペインティングというのは、ボーンチャイナの白磁の陶磁器に特殊な絵の具で花や風景等を彩色して焼き付けをする技法で、その先生はその世界では結構有名な方でして、自分が以前にやっていた会社の懇意なお客様でもあったのです。


前回お話しました通り、彼女には元々霊的な素養があって感じたり視たりしてしまうので、自分が以前に経営していたお店の一階の一番奥のところと二階へ上がった正面側の南西の角の辺りへは近寄ることが出来なかったのです。


二階のその場所については、他の(霊的素養のある)お客様にも何度か指摘をされていましたので既に知ってはおりましたけれども、その南西の角のところがちょうど霊道(霊が通る道のようなもの)になっていて、何故か霊がその角に溜まってしまうということらしいのです。


自分には霊的な素養というものは基本無いのですが、そのことについては思い当たるフシがありまして、自分がやっていた会社の建物のすぐ裏手に相当昔から住んでいた方達がみえたのです。


ちょうど自分がそこでビジネスを始める前位に、そのご家族は他府県に引っ越しをされたのですけれども、どうもその家の家系と何らかの関係がある様な気がするのですよ。


やはり、霊的な素養をお持ちの人には霊を感じたり視えてしまったりしますので、たとえ皆さんがバラバラでお店に来られても同じような指摘をされるのですね。


彼等にとってはそれが厳然たる事実ですから、至極当然のことなのです。


一階の奥については、何故嫌な感じがするのかという理由は自分にはサッパリ分からなかったのですが、お店を閉めた最後の日にやっとその訳が判明しました。


お店を閉店した最後の日、一番奥のところにあった物や棚を全て撤去したところ、その下から下水溝の蓋が出て来たのです。


その建物は以前は飲食店をやっていて、一番奥が厨房になっていたのですね。


そこを改装して、棚を置いていろいろなものを雑然と収納していた為に、霊道を通ってきた雑霊達の一部が下水溝に溜まっていたのでしょう。


浮遊霊(不成仏霊)というものはそもそも波動が低いので、雑然とした汚れた場所や湿気のあるところが大好き、というか自然とそのような場所に集まって来るのですね。


これと真逆の場所を想像してみて下さい。


皆さんのお家の近くには、沢山の参拝者が来られる神社がきっと有るでしょう?


そこはとても清潔に保たれており、ピンと張りつめた精妙な気に満ちているのをどなたも感じ取ることが出来るでしょう。


まるで結界が張られたかのようなそういった清浄な場所には、不成仏霊は絶対に近づく事さえ出来ません。


しかし過疎の地域などで、誰も御参りやお守りをしなくなって朽ち果て廃屋の様になってしまった寂れた神社は、得体の知れないモノが入っている可能性が十分に有ります。


下水溝の鉄の蓋を見た瞬間、流石に背筋がゾットしましたが、あまり掃除がされていない雑然とした場所や湿気ったところには雑霊達が集まりやすいということを知っていましたので、何故皆さんが一階の奥を嫌な感じがすると言っていたのかを一瞬で理解することが出来ました。


実は自分が今住んでいる市内のある地域には、ゴミ屋敷として有名な家があるのですけれども、自分はもうその場所を通ったり見たりするのも嫌ですね、目茶苦茶溜まってるのを感じますよ。


余談ですが、鬱的な傾向のある人が何もする気が起きずに段々ゴミがたまっていって部屋が荒れていく事がありますが、あれは霊的に観るとやはりあまり良くないのですね。


部屋がグチャグチャで汚くなってくると、浮遊霊などの雑霊が吸い寄せられるように寄ってくるので、益々鬱傾向が悪化してしまうのです。


これは、ご本人が出来なければ身内などの周りの方が部屋を綺麗に掃除をして清潔に保ち、朝になったらカーテンをちゃんと開けて外の光を部屋の中に取り込んで、天気の良い日には散歩をしてお日様を身体一杯に浴びる、これだけで鬱傾向は必ず改善します。


日本人にとっては太陽は天照大御神ですし、日拝という霊的作法もある位ですからそれはとても理にかなった良いことなのです。


もしも最近どうも気が滅入っているという方は、天気の良い日に公園のベンチにでもゆったりと座って、是非とも陽の光を身体一杯に浴びてみて下さい。


必ずや気分の変化を感じられますよ。



この話はもう少しだけ次回に続きます。





















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