夢について考える その八 霊界と繋がる?
彼の場合、潜在意識の状態の時に相談者のアカシックレコード(すべての魂の記憶が残されている場所)に繋がって、今世や過去世、病気の原因についてのリーディングをしましたが、六十数年の生涯にわたって二万件以上のリーディングをしたと言われています。
しかし、リーディングの相談料はあくまでも相談者の任意であった為に、彼の暮らし向きは決して裕福では無かったそうです。
自分は、これこそが本当の霊能者の姿だと思うのです。
霊的な素養が備わっているというのは、決して私腹を肥やすことでは無くその魂にとっては必ず何らかの霊的な意味があるのですね。
当初はどんなに謙虚な霊能者でも、一旦有名になった途端法外な料金を当然の様に取り始める者。(いましたねぇ、有名な霊能者で)
SNSなどを使ってセミナーや会員を集ってせっせと集客したり、自称覚者だと宣う霊能者。
また、教団を創設して信者を集め、お布施を私物化する霊能者等々、まあ魑魅魍魎が世間では跋扈(ばっこ)して居りますけれども、そういった者達の多くは実は幽界レベルの雑霊と繋がっているような輩達なのです。
話は少し逸れましたが、私達も入眠して夢を見るということは、エドガー・ケイシーと同じように潜在意識の世界と繋がっている訳ですから、その状態のときには霊的な示唆を受けている可能性は大いにある訳です。
前にもお話をしました通り、夢の中で亡くなった親などの身内が出て来て、何か人生の大切な事を示唆するようなメッセージを抽象的な表現で伝えてきたり、夢でハッキリと予知夢を見たりする人もなかには居りますけれども、それは霊界と繋がっていれば至極当然のことなのですね。
我々にとっては夢というものは、全く霊的な素養の欠片(かけら)もない様な人でも毎日見ることができますが、それは言い方を変えれば、夢は死に最も近い心霊体験でもあるということができると思うのです。
だから自分は、毎晩夢を見るのが楽しみで仕方が無いのですね。(ちなみに最近も面白い夢を結構いろいろ見ていますよ)
次回はいよいよ最終回になります、どうぞお楽しみに。
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