自民党総裁選について考える 中編
高市早苗さん、彼女のアドバンテージは何と言っても女性である事です。
(これは決して彼女をクサしてる訳では無いですよ、他の候補者に対して大きな武器になるという意味です)
日本は先進国の中でも女性の社会進出という点では一番遅れておりまして、政治家の数も女性の割合は非常に少なく、上昇企業の役員数でも男性に比べて圧倒的に少ないというのがデータとして突出しているのです。
母子家庭の貧困層の割合についても非常に高い数字ですし、この日本では女性の地位が男性に比べると低いと言わざるを得ないのが現状なのです。
ですから女性の地位向上の期待も込めて、高市さんは日本初の女性総理になるのではないかという視点が海外には有るのですね。
それと立候補した面々のなかではどちらかと言えば保守派色が強く、中国や韓国の横槍にも毅然とした態度を取っていますから、彼女が総理になったら彼等にとってはとても厄介なことになるのでしょう。
今回も毎度の如く彼の国達は、靖国神社の参拝や玉串料を捧げたことに対してイチャモンをつけている様ですが(中国はとうとう軍機が長崎の領空を侵犯しましたね)、ここでハッキリとさせておきましょう。
靖国神社は何処に有りますか?
→日本という主権国家に存在しています。
靖国神社の存在意義とは、簡潔に言うと何でしょうか?
→戦争で亡くなった英霊達の安寧を願い、慰霊する為にあります。
このブログらしく、実際に霊的なお話をさせて貰うならば、戦争で亡くなった軍人達は、靖国で会おうという合言葉で亡くなっている方々がとても多いのですね。
ですから靖国神社へ行くと、未だにそこへ留まっている軍人の霊人達が非常に多いのです。
しかしそれは、成仏出来ずに地縛霊となってしまっているという訳では決してありません。
彼等の意思でそこに留まっているのですね。
もしも霊人達が、ここは自分の居る本来の場所ではないと気付けば自然に還っていくのでしょうが、それはもうそれぞれの魂の裁量としか言えません。
日本人というのはそもそも、死んでしまえばたとえどのような人であってもちゃんと慰霊をするという民族意識がありますし、世界のどの国でも亡くなった軍人に対する敬意と慰霊というのは当たり前のように行われているのです。
しかし中国や韓国は中華思想に染まっているために、そういった価値観ではないのかもしれません。
敵対していた家系の墓を破壊したり、爆破したりするようなメンタルの人達ですので感覚が日本人とは根本的に違うのでしょう。
そもそも彼等のブログを見ていると、A級戦犯とB級戦犯の区別も分からないような人達ですし、東京裁判で連合国側が任命した判事の一人であるパール判事は、A級戦犯を裁いた平和に対する罪と人道に対する罪は、法の不遡及や罪刑法定主義が保証されず法学的な根拠を持たないものであるとし、これは戦勝国により作られた事後法であり、事後法を以て裁くということは国際法違反であると被告人全員の無罪を主張しています。
東京裁判自体が戦勝国による公平性を欠いた一方的な裁判であり、それを根拠にした彼等のクレームは、完全な主権国家である日本に対する不当な干渉で、明らかな主権侵害行為なのですよ。
自分に言わせれば、此れ迄散々配慮してきた政治家達の方がおかしいし、彼等はそれに対してますますつけ込んでくるのです。
特に中国の一連の行動をみていると、確信犯というか、日本をナメているとしか言い様がありません。
靖国神社の件に限らず、そのようなことを日本に対して盛んに言ってくるのは、中国共産党政府と北朝鮮の軍事独裁国家、そして韓国の親北左派勢力達ですので、彼等にとってはそれらの案件は明らかに虎の子の大事な政治的イシューなのです。
真実かどうかなどというのは彼等にとっては二の次、三の次で、政治的に利用出来るのであれば彼等は永遠に日本に対してクレームを言い続けてきますよ。
これは所謂ディスカウントジャパンというやつで、GHQの統治政策(WAR GUILTY PROGRAM)がまんまと未だに功を奏しているということなのですけれども、日本に対する過剰な干渉が終わりを告げるのはレッドチャイナや北朝鮮、韓国内の親北左派勢力が崩壊して消滅した時のみでしょう。
これらのことについてはさらに書き出すと別のトピックを立てなければならなくなりますので、今回はこれ位にしておきます。
高市さんについては、以前安倍さんと近い立ち位置にあったということが、ひょっとしたら今回の選挙では影響する事があるのかもしれません。
個人的には女性の地位向上のためにも、高市さんには総理になってもらいたいという願望は有りますし、中韓に対する毅然としたスタンスは評価していますが、そこだけを見ていたら本質を見誤る訳でして、ワクチンやマイナンバーカードに対する取り組みはどういったスタンスを取るのか、日本の食料政策をこれからどうするのか、日本国民の自由意志を果たしてどれだけ尊重してくれるのかといったことのほうが注視していかなければならない点だと思うのです。
これまでの様にアメリカに追従する様な政策や、グローバリズムに染まったような政治家は、真っ平御免被りたいですからね。
続く。
コメント
コメントを投稿