自民党新総裁、本日決定

本日、いよいよ自民党総裁選の投票の結果が判明します。


自民党というのは、日本の政権与党で政策の遂行者でもあり、そういった意味ではそのトップが決まるというのは我々のこれからの生活に多大な影響を与える訳ですから、決して自分には関係がないという他人事では済まされません。


しかも日本のすぐ北にはプーチンのロシア、北西にはミサイルオタクの金正恩、西には我々とは相容れない価値観の一党独裁国家である共産党中国といった非常に厄介な国々が隣接していますので、これらの国との外交や国防はこれからどうするのかということも、今回である程度のスタンスは決まってくるという大切な日でもある訳です。


さて、ご存知ない方のために、総裁選決定の仕組みについて少しお話させて下さい。


総裁選は、国会議員の一人一票と(368票)と自民党の党員票(368票)の合わせて736票で争われます。


もしもそこで単独過半数を取った候補者がいればすんなりと総裁が決定されるのですが、その条件を満たさなかった場合、上位2名による決選投票が行われます。


決選投票は国会議員票の368票と自民党の都道府県連票の47票の合わせて415票で行われ、その勝者が新総裁に選出されるという仕組みです。


前回のブログてもお話しました通り、どうやら石破茂さん、高市早苗さん、小泉進次郎さんの三人が上位に残りそうな情勢でして、この御三方の組み合わせによる決選投票になりそうなのですが、この三人のどなたも「帯に短しタスキに長し」という言葉がぴったりで全く票が読めない、予断を許さないという緊迫した戦いとなっているのです。


石破さんは、やはり党員には人気があり、党員票ではおそらくトップになるでしょうが、如何せん議員達の間では、あいつだけは入れたくない、という石破アレルギーの人が居るので、どれだけ党員票が上積みされるのかに掛かってくるでしょう。


石破さんは言っていることは結構まともで筋が通っていたりもするのですが、石破さんのあの独特の言い方をご存知の人は理解していただけると思うのですけれども、同じ自民党議員に対してもネチネチと絡んでくるような物言いをしますので、石破さんのことを蛇蝎のごとく嫌っている議員は結構多いですし、彼はその物言いの故に党内での人望、人脈もあまり無いのです。(ですから、「あいつは平気で味方を後ろから鉄砲で撃つ」と言われています)


安倍元総理が石破さんのことを不倶戴天の敵のように嫌っていて、絶対に彼を総理にさせなかったのは有名な話ですし、今回石破さんは麻生詣でをして票の取りまとめを麻生副総理に依頼に行った様ですが、麻生さんは安倍さんの盟友もであり、たとえ決選投票になったとしても彼が石破さん側につくというのは通常ではまず無いでしょう。

(安倍さんは前回の総裁選でもデマ太郎さんが総裁になりそうになると、絶対彼だけは日本の国益の為に総理にしてはならないと、これもあまり信用していなかった高市推しにまわって河野総裁の芽を潰しましたからね)


高市さんは党員票では4番手、5番手位でしょうか? そして毎年靖国神社へ参拝もしており、政策通で普段の保守的な言動から保守層の間では非常に人気が高いのですが、如何せん彼女も国会議員の間ではあまり人望がないのですね。


国会議員と言えども人の集まりですから、人付き合いや義理人情というものは信頼関係を築くうえではとても大切な要素と言えるのですが、彼女はそういう点では義理を欠くというか、全くそういう配慮が無い人なので、やはり議員の間であまり人気がないのです。


しかし今回麻生さんが、自派閥から出したデマ太郎さんが全くパッとしなくて死に体のていたらくでして、自らの影響力を保つために高市推しにまわるという話も出ていますので、高市さんの芽も決して無い訳ではありません。


状況によっては、ひょっとしたらという可能性も無きにしもあらずというところでしょう。


さて、小泉進次郎さんですが、前回のブログてもお話しました通り、討論会で彼の言動がいろいろと問題になっている様でして、本当にこの人を日本の顔にしても良いのかという話もチラホラ出ています。


親父の純一郎さんも、総裁選出馬を(未だ早いという意味で)止めとけば良いのにと本音を言っていましたからね。


しかし、やはり党員の間では非常に人気もあり、国会議員のなかにも彼を党の看板にすれば選挙に勝てるという目算が働くのかある程度の議員票も集まると思います。


しかも彼は、言動に問題はあるものの若くて党内にさしたる敵も居ませんから、神輿は軽いほうが担ぎやすいという話も有り得る訳です。


まあ、議員達も選挙に落ちれば只の人ですし、誰をトップにすれば来るべき選挙を戦いやすいのかということは、彼等にとってはいの一番の死活問題なのですね。


もしも小泉さんが総裁になったら、自分が考えるシナリオはこの様になります。


看板となった小泉総理のご祝儀で衆院解散を敢行して、ある程度の現状維持で何とか前任の岸田総理の尻拭いを済ませた後、国会討論で彼が馬脚をあらわして何ともならない時にはまた顔を挿げ替える。


今回、立憲民主党の選挙で党首となった野田さんは、福島原発の大失態を犯して無能の烙印を押された菅さんや、ブリジストンのバカ息子と違ってなかなかの論客で切れ者ですから、政権与党の小泉さんでは太刀打ち出来ないかもしれません。


まあしかし、将来何が起こるかは誰にもわかりません。


この三人のなかでは、自分の希望はやはり高市さん、自民党議員にとっては小泉さん、党員の人気から言えば石破さんといったところでしょうか。



今回の総裁選で最後に本音を言わせて貰います。


自民党は長らくの間政権与党の座に居た為に、いろいろな団体と集票マシーンとして利権でズブズブに繋がっていましたので、はっきり言って党としてはもう限界に来ています。(安倍さんと統一教会の関係、あんなものはほんの一例にしか過ぎません)


分かり易いたとえで言うと、土台をシロアリに食われまくった家のようなもので、本当であれば一度ぶち壊して新しく立て直すしかないのです。


人の組織というものは、長い年月を経る間に惰性で段々と形骸化していって、本来の有るべき姿から変容していき易いものなのです。


全てとは言いませんが、彼等のうちの多くの議員は、票と金、地位、名誉を得る為に自民党に集まっている様にしかみえません。


議員というものは、本来は国民の下僕であり、国や国民を守るという利他の気持ちで本人の高い志しを結実させていく人であるべきなのです。


自民党にはこれと真逆の、自分は賢くて地位や名誉もあるから偉いんだという勘違い議員がいかに多いことか、そういった人達は魂から本音の想いが言動から漏れ出てしまっていますので丸わかりですよね。


彼等にお灸を据える意味でも、野田さんには是非とも頑張って貰いたいものです。


何はともあれ、今日の夕方には新総裁が誕生します。


さあ、答え合わせや如何に。
(9月27日 AM10:24投稿)


































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