MBN MUSIC 中島美嘉 韓国テレビ初登場
韓国のMBN放送のYouTube専門歌番組である、MBN MUSICというものがありまして、この番組は主にトロット(韓国の演歌)がメインなのですけれども、何と日本人の歌手が意外に出演しているのですね。
韓国の音楽が好きな方は、この番組のことを既にご存知なのかもしれません。
韓国という国は、昔は日本の映画や音楽等を極端に制限、禁止していた時代が長く続き、公共放送で日本語の歌などは絶対に流すことが出来なかったのです。
これは、韓国の音楽や映像コンテンツなどの芸能文化というものが未だ未成熟な状態であった為に、直ぐお隣の日本の絶大な文化の影響力を恐れて禁止していたのですが、日本に近い地域に住んでいる人達は、実はアンテナ等を立ててちゃっかり日本の放送を聴いていたりしていたのです。
日本語の歌が禁止されていた時代には、韓国の音楽関係者が日本の曲のメロディーをパクったりしていたという事も結構ありましたが、まあこれは、歌に限ったことではありません。
それが、金大中(キム・デジュン)大統領の時代(1998年)に、日本文化の開放政策があり、名目上は一般大衆に開放されることとなったものの、反日教育や韓国人の日本に対する複雑な感情などがあり、公共放送で日本語の歌が大っぴらに流れる事はなかなか無かったのですよ。
ですから、日韓対抗歌合戦というものがその番組内でありまして、そこで日本人歌手が何名も出場していて、しかも普通に日本語で歌っているのを知って些か驚いた次第なのです。
その番組では日本人歌手の「歌ごころりえ」さんや「東亜樹」さん、「住田愛子」さんなどが大人気で韓国でも結構知られている存在なのです。
また今年に入ってから、中島美嘉さんが同番組にゲストで呼ばれた様子もYouTubeにアップされていました。
彼女の歌は韓国では何人もの歌手にカバーされていて、彼の地では彼女のことを知らぬ者は居ない程絶大な人気を誇っているのですね、自分はまったく知りませんでしたが。
彼女の代表曲と言えば「雪の華」と映画「NANA」の主題歌であった「GLAMOROUS SKY」が有名ですが、自分は彼女が番組の中で歌った「僕が死のうと思ったのは」という曲に大変衝撃を受けました。
この曲は、自分は正直全く知りませんでしたけれども、韓国ではこの歌も既にカバーされていてとても人気のある曲なのだそうです。
中島美嘉さんは、十五年ほど前に耳の難病を患ってしまい、自分の声がよく聞き取れないということで音楽活動を長い間止めなければならなくなってしまいました。
彼女を観ていればわかりますが、物凄く繊細な人ですので、ひょっとしたら歌をもう歌えないかもしれないという彼女の絶望的な想いがその曲を作らせたのかもしれません。(曲が出来た経緯はわかりませんが、恐らく彼女のそういった想いを歌に投影していたということだけは間違いありません)
しかしその歌に込められた深い悲しみが、彼女の情感溢れる歌を通して、絶望の淵にある人やもう辛くていっそ死んでしまいたいと思っている人達の心の琴線に触れて、そういった境遇の人達の魂を癒してくれる力となっていったと思うのです。
今回、YouTuberのライルマンTVさんが、韓国テレビ初出演時の様子を日本語訳付きでYouTubeにUpしていますので、下にURLを貼っておきます。
第一部では中島美嘉さんが三曲歌っていますけれども、YouTubeからの転載ですので出来れば全画面表示でみて下さい、途中CMも入ります。
https://youtu.be/z0Hp8T-D0lQ?si=NU6EvBSOPzZhWu7m
次は中島美嘉さんの曲を韓国の歌手が四曲カバーで歌って居り、一曲目だけは日本人(東亜樹さん)で、自分が驚いたのは9歳の天才少女歌手と「GLAMOROUS SKY」を歌った人が、完璧な、まるでネイティブとしか思えない様な発音で歌いこなしているのです。
他の方達も素晴らしく、韓国人というのはとても情緒的な面でつくづくMusical Peopleなのだなということが伺い知れます。
https://youtu.be/CD5oOU99S9g?si=7bxsb3hBA86AVP6Y
如何でしたか、自分は特に中島美嘉さんのファンという訳では無かったですけれども、彼女の歌い方は以前とはまるで別の歌手であるかの様に格段に変わっていますね。
難病を乗り越えたという試練が、一段と歌手としての彼女を高みに押し上げたのでしょうか。
とにかくこの番組のお陰で、彼女が日本では一番好きな歌手の一人となりました。
しかし少し前までは、韓国で日本語の歌が現地の電波に乗る様なことは考えられませんでしたから、本当に今昔の感に堪えません。
韓国は何と言っても日本の一番近い国ですから、この様な文化交流がある事は両国にとってとても良いことだと思います。
彼等を観ていると、日本人とは全く異質の民族魂を持った人達なのだということが良く分かりますが、如何にも人間的臭いエモーションを持った彼等のことが自分は結構可愛らしくて好きなんですよね。(但し必死にJapan Discountをしている反日左翼の連中は別です)
日本人というのは、心の奥底に武士的な所作や思考が我々の民族魂に根付いているという意味では、他の全ての世界中の国々の人達とは全く異質な部分があり、それが彼等をして日本に惹きつける要素となり、魅了しているのでしょう。
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