死の直前、認知症患者の記憶が明晰になる「終末期明晰」は、何故現代医学では解明出来ないのかを霊的に考察する

今回は少し堅いお話になりますが、タイトルの件について霊的な立場からお話をさせて頂きます。


現代日本の高齢化社会において、老年層の認知症問題というのは、周りの家族の方を含めてとても重大な社会問題となっております。


認知症を西洋医学的に定義し類型化すると、脳の病気や障害によって認知機能が低下し、生活に支障をきたす状態を指し、アルツハイマー型・レビー小体型・脳血管性・前頭側頭型の4種類があり、それぞれの種類によって症状も異なってきます。

認知症の中核症状には、記憶障害、見当識障害、実行機能障害、理解、判断力の低下、失行、失認、失語等の脳機能障害が見られ、その進行状況によっては御本人の精神状態に多大な悪影響を及ぼします。


認知症は現代医学に於いては、軽度の場合に対策を講じる事で進行を抑えたり、回復の見込みが若干上がる事はあるものの、残念ながらが認知症に対する根本的な治療法や予防法は見つかっておりません。


まわりのご家族にとっても、御自身の親が人として壊れていく様を間近で見ながら、コミュニケーションが取れなくなっていくという事は本当に辛いものがあるでしょう。


しかし認知症の方がその終末期を迎えると、突然に過去の意識や記憶の状態に戻る「終末期明晰」ということが起こる場合があります。


ただしその様な事が起こる認知症患者の八割以上が一週間以内に亡くなるというデータも有り、何故そのようなことが起こるのかという科学的な検証は現代医学では未だになされておりません。


これはですね、実はとても真っ当な話で、脳機能などという三次元的なカテゴリーのなかでは説明出来る筈もないのですね。


「終末期明晰」が起こることは、霊的に考えればごく当たり前の事なのです。


殆どの人間は、肉体という三次元的な制約の中で生きておりますので、脳機能の物理的作用によって認知症の症状が出ている訳です。


認知症の人がその死期が近づいてくると、肉体とその人の本質である魂を繋いでいたシルバーコードが伸びてきて段々と切れそうになるのですよ。


例えば障害者の方は、肉体や染色体遺伝子の作用によって身体や知的等の物理的制約を受けている訳ですけれども、一度肉体から離れる(亡くなる)とその様な三次元的な軛(くびき)から開放されて、魂本来の正常な状態に戻ることになるのです。


重篤な認知症の人が突然発症前の元の状態に戻るということは、その人の死期が近いので、魂の世界(霊界)の作用を受けやすくなって本来の状態が発露してくるという訳ですから、これは現代医学では説明が出来る筈もありません。


自分にもこれに似たような経験があります。


昔、高校の同級生が重い病気になり、友人と二人で病院にお見舞いにいくと彼は既に昏睡状態で会話をすることさえ出来ず、やむなくおいとまを致しました。


そして病室から少し離れた待合室で、小声で二人が彼のことについて話していたのですが、その話していた内容を、後日意識が回復した時に彼の妹に話し出したそうです。(お前、○○にあのことを喋ったのかと妹を咎めたそうです)


自分達は気持ちも沈んでいましたので、ボソボソと小声で話していましたし、待合から離れたところにいる昏睡状態で意識のない彼が肉体的に話の内容を聞ける筈もありません。


恐らくこれは、肉体からシルバーコードが伸びた彼の魂がすぐ近くまで来て、自分達の話を上から訊いていたのでしょう。


彼は程なくして亡くなってしまいましたが、霊的な摂理のことを知っている彼の妹も自分と同じようなことを言っておりました。


「終末期明晰」も死期の近い人間であれば、その魂が半分霊界に片足を突っ込んでいる状態ですので、本質の部分が三次元に露見したということなのでしょう。









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