医食同源 食がもたらす心と身体の病について考える その九 日本本来の食文化とは?(5)
日本の食文化とは少しお話はそれますが、前回の続きを最初に書かせて頂きます。
自分が何故、完全な「四毒」抜きの生活を実践していないのか、それには自分なりの明快な理由があります。
人の魂というものには百人百様の癖、性分があり、肉体もまた魂や霊的な影響をある程度受けていますので、それぞれの身体的特徴、特質というものは皆さん違うのですよ。
例えば、外国人としての過去性を多く経験した人と、日本人として沢山転生を繰り返してきた人とは明らかに違いがあるでしょうし、ひょっとしたらある人は宇宙由来の魂で、新人類として地球に転生して来たのかもしれません。
ですから正直言いますと、すべての人が食べ物に対する耐性についても少しずつ違ってくるのではないかと思うのです。
(勿論そこには遺伝的要素も加味しなければなりませんが)
自分の事で申しますと、植物油と乳製品は身体に訊いてみるとやはりあまり相性が良くないみたいで、小麦粉と砂糖については摂りすぎなければ、前の二つよりは僅かであれば然程心配しなくても良い感じがあるのです。
何故そんな感じがするのかと言えば、その理由の一つにはおそらく過去世ではパンをよく食べていたのではないかと思うのですね。
それから食品添加物や農薬、化学肥料、除草剤といったケミカルなものも、四毒と同じ位、若しくはそれ以上に避けなければいけないものだと自分は考えています。(このことについては後述させて頂きます)
これは明らかに吉野さんの考えとは違いまして、彼は先ずは何よりも四毒抜きの生活を実践することが肝要であると主張していますからね。
彼の医者としての経験値と、自分が生きて来たそれとはやはり少し違うところがある為に、お互いの見解も若干のズレが生じているのではないかと思っています。
さて、ここからやっと本題に戻ります。
自分はもともと魚好きであったので、焼き魚とかはよく食べていましたけれども、誠に残念なことにあまり日本食というものについては馴染みが有りませんで、若い頃から朝食といえばサンドイッチとかで家では味噌汁など飲んだ事が殆ど無いという一風変わった家で育っていましたので、余計にそうだったのかもしれません。。
自炊をする様になってから、日本食をいざ作ろうとしても今一どうすればよいのか勝手が分からず、作り方や食文化としての背景等をいろいろ勉強させて貰いました。
先ず、さしすせそ(砂糖、塩、酢、醤油、味噌)、これは流石に知っていましたけれども、日本料理の基本である調理法は五法と言いまして、煮る、焼く、蒸す、揚げる、生食の五つの調理で成り立っているそうです。
このなかでは、揚げるという調理(天ぷら)は、南蛮貿易で鉄砲の伝来とともにボルトガル人より南蛮料理として伝わったのが始まりと言われています。
この語源は、ボルトガル語の「テンポーラ」(四季に行う斎日)若しくは「テンペーロ」(料理)が有力で、江戸初期には野菜や魚を天ぷらの種として揚げていた高級料理だったものが、植物油の普及により江戸の屋台で庶民の食べ物として広く食べられるようになったのです。
ですから天ぷらは、もともとは和食では無く洋食だったのですね。(故に四毒理論の範疇と言えるのでしょう)
それから日本料理古来の考え方で、食材の五食(しろ、くろ、黄、赤、青)、五味(辛い、酸っぱい、苦い、甘い、塩辛い)というものがありまして、これも日本料理の基本中の基本なのです。
我々がいま現在食べている日本食というのは、江戸時代から続く食文化が脈々と受け継がれて来たのですね。
この様に、日本本来の食文化と「四毒」抜きの食生活は、実は結構重なっている部分があるのです。
そしてマクロビオティック、この食の思想も、桜沢如一という方が世界に広めた日本由来の食事法でして、身土不二、一物全体、陰陽調和の食事法を日々の生活に取り入れて健康と幸せを得るという、ある意味、霊的な生き方とも言える様な食の実践法なのですね。(如何にも日本的です)
マクロビオティック は、玄米、全粒粉を主食とし、豆類、野菜、海草類、キノコ類、塩、から組み立てられた食事法で、食物のピラミッドの頂点には少量の肉、魚を摂るというものです。
そして発酵食品、これも日本食が世界的に健康食であるという認識の重要な役割を担っているものです。
日本の発酵食品には実に様々な食物があり、味噌、醤油、味醂、酢、塩麹、酒粕、ぬか漬け、納豆、豆腐よう、鰹節、塩辛、くさや、なれ寿司、甘酒等々、江戸から受け継がれて来た様々な食材が今でも食文化として残っています。
玄米菜食を中心として、身土不二(即ち地産地消)、一物全体、陰陽調和の食事法を取り入れながら、日本本来の発酵食品や梅干しなども日々の食生活で頂く、これこそが究極の心と身体に良い食事と言えるのではないでしょうか。
それに付け加えるならば、なるべくなら煙草は吸わない、酒は嗜む程度にして休肝日を設ける、腹八分目の食生活の実践、除草剤や農薬も含めた化学的なもの(香害も)は周りの環境からなるべく排除する、以上の事を実践するならば、肉体だけではなく霊性や地球意識迄も高められると思うのです。
日本本来の食文化とは? 終わり。
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