医食同源 食がもたらす心と身体の病について考える その十三 日本を取り巻く食料環境は?(2)
今自分が住んでいる家から、半径5km以内にいったいどれだけのコンビニが有るのでしょうか?
少なく見積っても、確実に20店舗は下らないでしょう。
それだけの店舗が廃業せずに営業出来ているという事は、そのお店を利用する人がそれなりに居るから成り立っているという訳でして、やはり利便性を考慮するとコンビニの存在意義というものもそれなりに有るのかもしれません。
しかし、日々の仕事があまりにも忙しく、幾ら家で食事の準備をするのが大変で面倒だからといって、しょっちゅうコンビニで弁当やパン、カップラーメン、揚げ物、スイーツなどを常食していたら、一体その人はどうなると思われますか?
最近自分がコンビニでたまに買うのは、ブラックコーヒー、ほんの一部のあられ、干し芋、ピーナッツ、無農薬バナナ(ローソン限定)位でしょうか?
残念ながらコンビニで買えるものは、本当に数える程しかありません。
それは何故かと言いますと、日本という国は、世界一と言っても大袈裟ではない位の添加物規制の緩い超加工食品大国なのです。
自分に言わせれば、コンビニに並べられた商品の殆どは(インスタント食品や弁当、惣菜、冷凍食品、スナック菓子、パン、清涼飲料水、店内で調理されたと謳っているものでさえも)、食品メーカーの工場で生産された添加物まみれの超加工食品のサンプル展示場のようなものなのです。
以前は一部の商品、例えばバームクーヘンやあられなど、添加物の入っていない商品も少数ながらありましたが、今となっては添加物の入っていない商品に出会うのは奇跡のような確率になってしまいました。
今日も買い物ついでにコンビニには行ってきましたが、購入したのはブラックコーヒーのみでした。
(自分はどちらかと言えばルーズな性格ですので、絶対にコンビニの商品は買わないということでもなく、仕事の時間的な制約でやむを得ずカップ麺や丼物、パン等を年に数回程度買うことも有りますけれども、購入頻度は極めて少ないという話なのです)
前回お話しました通り、日本へ来る殆どの観光客は日本語が読めませんので、パッケージの裏の品質表示をもしもヨーロッパからやって来た食にうるさい人達が理解することが出来たら、おそらく彼等は卒倒することでしょう。
西欧では食品添加物に対する規制の基準が日本よりも遥かに厳しく、オーガニックを常食している意識の高い人達も日本よりは確実に多いですからね。
そういった欧米諸国のみならず、アジアの国でさえも禁止されているような食品添加物が、この日本では当たり前のように食品に添加されているのが現状なのです。
しかも最近は表示義務が更に曖昧な表示方法になっていて、さらに緩くなってしまっているのです。
それは何故かと言いますと、食品メーカーにとっては添加物をいっぱい入れる方がコスト減に繋がり、都合良く利益を上げることが出来るからです。
こんなことは他の業界にも沢山ありますので今更言いたくもないのですが、このカラクリは法律をつくる側の○○党がメーカー(経済界)の利益の代弁者なのだということなのでしょう。(要は両者は利権供与と集票という、ギブアンドテイクの利害関係なのだということです)
一例を挙げますと、植物油に水素ガスを添加した油を硬化油と言いますが、その過程でトランス脂肪酸が発生し、欧米の殆どの国々では禁止されており、アジアの国でも全面禁止、若しくは厳格な含有量の表示義務があるにも関わらず、この日本ではさしたる規制がなく、トランス脂肪酸を含む硬化油はカップ麺などの揚げ油やパン、マーガリン、ショートニング、ホイップクリーム、擬似チョコレートなど実に多くの超加工食品に含まれています。
上記の通り「精製加工油脂」と品質表示に記載されている加工食品は、水素添加等の工業的に手が加わられた危険な油だということを認識するべきです。
もう一つ例を挙げましょうか。
小麦の加工品で「国内製造」という表示を頻繁に目にしますが、あれは詐欺的な非常に紛らわしい表現で、決して国産小麦を使用しているという訳ではありませんからね。
「国内製造」と書かれた小麦の多くはアメリカやカナダ等のコストの安い輸入品を使用しており、ポストハーベスト(防腐剤、殺虫剤)やグリホサート(除草剤)、GM(遺伝子組み換え)作物栽培などの問題を抱えた極めて危険で怪しい食品なのです。
あまり良く知らない人が「国内製造」と言う文字を目にすると、ああ、国産なのか!と勘違いしかねませんが、絶対に国産小麦などでは有りませんので皆さん決して騙されないようにして下さい。
まあグルテンの問題も有りますし、小麦は本来ならなるべく摂らないに越したことはありませんが、どうしても口にするのであればなるべく国産やヨーロッパのもの、色のついたライ麦や古代小麦を選んだほうが良いと思います。
(因みに外食する場合には、なるべく国産小麦を使っているお店を選びますし、パンと言えば今はもう、ドイツ系の色のついたハードパンしか食べていません。モーニングサービスも昔はしょっちゅう行っていましたが、この半年位は喫茶店のモーニングも食べて居りません。もし食べるなら、おにぎりモーニングを探すと思います。)
この話は続きます。
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