霊界探訪 霊的摂理を極める その三 霊感と霊能

自分の父親は、息子の自分が言うのも何ですが本当に賢い人で、尋常小学校しか出ていないにもかかわらず自分の能力と努力で人生を切り開いて成功し、真面目で誠実に人生を生き抜いた、自分には勿体ないような尊敬できる父親でした。


しかしながら自分とは全く違って、三次元的な世界にドップリと嵌ったような人で、霊や死後の世界があるなどということについては全く以て信じてはいない様な人でした。
(人は死んだら土に帰るだけだ!と本人が生前にハッキリ言っていましたからね)


彼は一時期、不動産関係の仕事も生業にしていまして、ある時購入しようか迷っていた物件を見に行ったのですね。


その物件は非常に値頃で魅力的な価格、確実に利益が出るであろう優良物件だったのですが、玄関から部屋の中に入るなり何か漠然とした嫌な感じがしたそうです。


今迄そんな経験は一度も無かったので、たまたまその物件の近くに母方の親戚が住んでいましたから、挨拶がてらその家について何か知っているのかと尋ねたそうです。


そうしたら何と!その家の住人が部屋の中で自殺したと言うことが発覚したのだそうです。


本人曰く、何だか分からんが不思議なこともあるもんだと言っていましたが、これはいわゆる霊感というやつでして、程度の差こそあれ本来人間にはこの能力は誰にでも備わっているのですね。
(人の本質は魂ですから当然です)


父親でも感じる程の強いネガティブな気だった訳ですので、当然のことながらその物件の購入は諦めたそうです。


この様に人によっては一生その様な経験が無い人も居れば、父の様な強い負の想念をたまたまキャッチする人も居るでしょうし、ひょっとしたら時折何となくぼやっと視えたり霊を感じたりする様な人も居るのかもしれません。


そういったものをすべて含めて霊感が有る人と言うのです。


それに対して霊能というのは、大抵の場合幼い頃からその様な素養があり、ある時点でその能力をコントロール出来る様になる人達を霊能者と一般的には呼んでいるのです。
(時には例外もあり、人生の途上でそれまでの価値観を揺るがす様な途轍もない体験をして、霊能が開花した人も居ます)


なかには除霊や浄霊(霊を浄化させて上にあげる)が出来る様な霊能者も居りますが、残念ながら世間ではそれ未満の能力の人達が多いのでしょう。


一口に霊能者と言いましてもいろいろなタイプがありまして、顕在意識のままでスイッチを切り替えて霊界と繋がってメッセージを伝える人や自動書記をする人、自身が霊媒となって(トランス状態になる場合も)身体を通して(憑依させて)霊界からのメッセージを降ろす人、また、スイッチを切り替えるだけで意識を持ったままで除霊または浄霊をしたり、なかには結界を張ったりする様な猛者も居ります。


ある霊能者達は宗教を立ち上げ、その宗教の教祖となった者も居る事でしょう。


霊的な点で言えば我々の現代文明は、科学の発達によって確かに暮らしは便利になりましたが、反比例するように人々の霊性の点では完全に退化してしまっています。


昔の人類はテレパシーも使えましたし、科学的なものは一切無い不便な暮らしだったのかもしれませんが、霊性の部分は現代人よりも遥かに備わっていたのですね。


それは肉体は物質の世界にいながら、半分は魂の世界と繋がっていたということなのです。


古代の人達は霊的素養かあり、そういう意味では霊能者と呼べる様な存在の人達が多く居たのです。


それでは、現世で霊能を備えた人というのは、一体どの様な魂だったのでしょう。


そういった人というのは、やはり過去世で巫女であったり神職についていたような人、若しくは高僧であったものが転生して来たというように神仏絡みである場合もありますが、霊界でその様な能力が得られる様に意図をして生まれて来ることもあるのです。


そのような魂には本来、霊界との約束で一つの制約があるのですよ。


それは何かと言いますと、その力を人の為に使うこと!


そして、決して己の為に使ってはならないこと!


さて、今の霊能者や宗教家達に一体どれだけ当て嵌まりますことやら。






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